6月19日に開催されたヨガカフェに、今回はじめて参加してみました。
今回のテーマは「むくみ、怠さにアプローチ/楽健法」。
いまの季節に知っておきたい、むくみや怠さを軽減してくれる
ポーズを教えていただきました!
楽健法は二人組になって行う動きで、
相手のからだを足で踏んでほぐすものです。
受けている人は気持ちいいけれど、
する側は疲れてしまうというのが普通のマッサージ。
楽健法は踏まれている人だけでなく、踏んでいる人も足裏が刺激されて、
元気になるというのがよいところだそうで、
家族間のコミュニケーションにも役立つ知恵です。
ときどきスポーツジムなどのヨガクラスを受けることがありますが、
受けた後すっきりするクラスもあれば、
逆にぐったり疲れきってしまうクラスもあります。
ヨガカフェでは少しきつめのポーズを交えながらも、
体をほぐすような動きが多く、
ほどよく体を動かしたなあ、という心地よさが残りました。
先生によってクラスの組み立て方が違い、相性もあると思いますが、
これからヨガを始めてみたいという方は、
まずはヨガカフェを体験してみてはいかがでしょうか。
最後にノンカフェインのお茶とおやつをいただきながら、
先生とお話しする時間もほっとします。
ヨガだけでなく、今回の楽健法などのマッサージや、手作業を取り入れる+αのレクチャーがあるのもお得感があります!
小さいお子さまがいらっしゃる方も参加できるのが、ヨガカフェの特徴のひとつ。
次回は7月3日(木)「胸を広げる、呼吸法/食材で作る簡単石鹸作り」
申込受付中です!
http://artsfield.jp/lecture/000348.html
3331ささき
3331では25日(日)より
『天下祭と山王さん〜江戸っ子は、山車に絵巻に、木遭り唄〜』を開催中です。
本展には、天下祭と呼ばれた江戸の一大イベント「山王祭」が
当時どのような賑わいを見せていたのかを標す
錦絵や絵巻も展示しています。
こちらは約15mにも及ぶ『山王祭礼之図 第一巻』。
行列を見物する気分でじーっと眺めていると......
こんなにリラックスした人たちの姿も!!
祭礼絵巻でこんな風に休憩している人を描いたものは
とても珍しいそうです。
こちらは絵師・歌川貞秀による錦絵『山王御祭礼之図』。
当時は建物も低いので、屋根から山車がニョキニョキ見えていたんですね。
見渡す限り、山車がずら〜〜〜っと並んでますね。
さすがは「天下祭」です。
写真がまだ存在していなかったその昔は、
人々の暮らしは浮世絵に描かれていました。
今となっては、当時の人がどのような暮らしをしていたのか、
どのような文化がそこにあったのかを伝える
貴重な資料ともなっています。
6月6日(金)のAFTでは、その浮世絵をちょっと楽しい方法で鑑賞するレクチャーを開催します。
講師は、「食」を通して美術作品を見つめるキュレーター・林綾野さん。
近著『浮世絵に見る 江戸の食卓』(美術出版社)には、
ツルリと水々しい白玉をすくう女性や、鱚(きす)の天ぷらを食べようと
する女性など、お腹が鳴ってしまうほど"おいしそうな"浮世絵が
集められています。
▲『浮世絵に見る 江戸の食卓』(美術出版社)より。涼しげな白玉が美しい歌川国芳《名酒揃 志ら玉》
▲(右)夏に旬をむかえる桃を雪で冷やすなんとも贅沢な様を描いた歌川国芳《逢身八懐 湯しま暮雪》(左)夢中でスイカを食べている女性。背景には紫陽花も。歌川国芳《五行之内 西瓜の女性》
こうやって見ると、食べ物を手にしているのは女性が多いですね......。
いつの時代も「デザートは別腹♡」と言うのは女性だったのでしょうか?
そんなことはさておき、あらためて「食」という視点で
浮世絵を鑑賞してみると、江戸の食文化の豊かさに驚くと同時に、
描かれたひとつひとつの食べ物が「どんな味だったのだろう?」と
想像力も掻き立てられます。
本レクチャーは、林さんと浮世絵に描かれた「食」との出会いから、
数々の浮世絵を例に当時の食文化を紐解いていきます。
これまで見過ごしてしまっていた作品のディテールが
あるテーマが強調されることで、次々と目にとまるようになり、
作品の背景までもイメージできるようになる。
この心地良い瞬間を、ぜひ多くの方に体験いただきたいと思います。
おいしい浮世絵を、心ゆくまでご賞味ください。
みなさまのお越しをお待ちしております。
ご予約はコチラまで!
(注:本レクチャーは、飲食を楽しんでいただくものではございません)
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『おいしい浮世絵鑑賞』
開催日:2014年6月6日(金)
時間:19:00〜21:00
開催場所:3331 Arts Chiyoda
参加費:2000円(学生1000円*学生証の提示が必要です)
講師:林綾野(キュレーター)
1975年横浜生まれ。
フリーのキュレーターとして展覧会の企画・制作、
アートライターとして美術書を執筆。
画家の芸術性に合わせてその人柄や生活環境、
食との関わりなどを研究。「パウル・クレー 線と色彩」
「ピカソとクレーの生きた時代」「英国植物画の世界」展などを
手がける。主な著書に『ゴッホ 旅とレシピ』
『フェルメールの食卓 暮らしとレシピ』『モネ 庭とレシピ』、
共編著書に『クレーの食卓』『ロートレックの食卓』(すべて講談社)
などがある。
ようやく桜の季節がやって来ました。
新学期に新年度、あちこちで新しいことが始まる時期ですが
3331 Arts Chiyodaのレクチャープログラム「ARTS FIELD TOKYO」でも
新たなレクチャーシリーズが始まります!
【AFT×N3331】と題したこのシリーズは、
2013年9月にオープンした"世界一電車に近い(?)「CAFE&和酒 N3331」との
コラボレクチャー。会場となるのは、もちろん「CAFE&和酒 N3331」。
旧万世橋駅のホーム跡に誕生した「CAFE&和酒 N3331」は
両サイドに中央線が走り、その距離は電車に乗る人の顔がはっきりとわかるほど!
電車マニアならずとも、「近っ!!」と興奮するスポットでもあります。
そして会場がCAFEなので、もちろんフード&ドリンク付き!!
記念すべき第1回は、4月23日(水)開催!
階段、壁面、プラットフォームに100年以上の
歴史と記憶が刻まれたこの場所を現代の人々が集う空間へと
生まれ変わらせた建築家 マニュエル・タルディッツ氏のレクチャーです。
かつてここがどんな空間だったのか?
どのようなプラン、プロセスを経て誕生したのか?
そのストーリーが生まれた場所で、見て・聴いて・食事も楽しめる
贅沢なレクチャーとなります!
↑レクチャーのおともになるのは、
電車をモチーフにした「N3331」の名物サンドイッチ「333ド1」!
デッキスペースも今の季節は心地よい空間です。
その他にも、和酒をテーマにしたレクチャーなども
開催が決定しています。
いずれのレクチャーもAFTのサイトにて申込み受付中!!
みなさま、お仕事帰りにぜひお立ち寄りください。
3331 Arts Chiyodaのレクチャープログラム、
1月30日(木)のARTS FIELD TOKYOはかなり注目です。
世界の「Google」の素顔が明らかになる
『Google のマーケティング活動とアートとの関係 Connecting Users to the Magic』を開催します!
ネットで調べ物をするときには、まず「Google」。
「ググる」という言葉が違和感なく会話の中で使われていることからも
いかに私たちの日常に浸透しているかがわかります。
新しく訪れる場所に行くときには「Google マップ」。
これで何度、迷子にならずにすんだことでしょう。
それに加えて衝撃だったのが「ストリートビュー」の登場。
子供の頃、誰もが一度は憧れた夢の道具"どこでもドア"が、
いつでも・どこでも・誰でも使えるようになったのです。
そして2011年、「ストリートビュー」はついに屋内へ!
世界的に有名な17 の美術館と協力し、
1,000以上の芸術作品をオンラインで鑑賞できる
「Google アートプロジェクト」がスタートしました。
これはアートに情熱を持つ社員が集い、「世界中の人がすばらしいアート作品に
触れられる機会をつくりたい」という想いから始まったプロジェクト。
レクチャーでは、Googleとアートの知られざる関係もお話いただく予定です。
Google Earthを使って室内でスカイダイビングをしたり、
画像検索の結果をプロジェクターで投影してファッションショーをしたり、
キーワードだけを頼りに日本中を旅しちゃったり、
世界中のユーザーが初音ミクの楽曲をつくって共有したり、
(カンヌ国際広告祭で銅賞を受賞!)
"便利なツール"の先にあるワクワクを一緒に届けてくれるCMに
象徴されるように、「Google」のイノベーションは
常に「楽しいことがここから起こるゾ!」という気持ちにさせてくれます。
なぜ、Googleはイノベーションを起こし続けることができるのでしょうか?
なぜ、こんなにも胸がソワソワしちゃう"コト"を起こせるのでしょうか?
その背景に、どんなマーケティング活動、企業文化があるのでしょうか?
ものづくりに携わる方、問題を突破する新しい切り口を探している方、
マーケティングやプロジェクトに興味を持つ方などなど、
多くのヒントとアイデアが詰まったレクチャーにご期待ください!
ARTS FIELD TOKYO レクチャー
『Google のマーケティング活動とアートとの関係
Connecting Users to the Magic』
開催日:2014年01月30日(木)
時間:19:00-21:00
受講料:2000円(学生1000円)
場所:3331 Arts Chiyoda
申し込み方法:こちらのwebサイトよりお申込みください。
3331 Arts Chiyodaのアート講座「ARTS FILED TOKYO」では、
11月27日(水)&12月11日(水)に美術評論家・市原研太郎さんによる
レクチャーを開催します。
勢力的に海外での国際展やギャラリーに赴く市原さん。
国内では地域や鑑賞者を包括するプロジェクト型の作品が近年多く
見られますが、それらはあくまで日本国内でのこと。
海外のアートシーンでは、今どのような傾向が見られるのでしょうか?
11月27日(水)『世界の都市のギャラリー・シーン 3(ベルリンとチューリヒ)』では、
ベルリンとチューリヒのギャラリーシーンについてのお話。
「ベルリンではマーケットの代表であるギャラリーが、
コマーシャリズムに対抗する力をマーケット内部で育んでいる」
と市原さんは語ります。
ベルリンのギャラリーはどのような姿勢で都市文化に貢献しているのでしょうか?
一大マーケットであるニューヨークとも、
勢いを見せつつある香港とも異なる
アートシーンのあり方を、現地の写真とともにお伝えします。
そして12月11日(水)『国際展の最前線−イスタンブール&アテネビエンナーレ報告−』では、
社会的に大きく変動したり、危機的状況にあるイスタンブールやアテネで
いかに力強いアートが脈動し、社会へ働きかけているかをレポートします。
「社会的、政治的、経済的な問題にさらされていればいるほど、
アートが活発になるという都市とアートのダイナミクスを
伝えることができれば、このレクチャーは成功したと言えるでしょう」
市原さんの言葉通り、本レクチャーでは展示作品のみならず、
それを取り囲む都市の状況と合わせての報告となります。
国内ではなかなか目にすることのできない
世界のアートシーンの最前線を垣間見ることができる
貴重なレクチャーとなります。
みなさまのご参加をお待ちしております!
各レクチャーへのお申込みは、以下のARTS FIELD TOKYOの
webサイトより受付中です。
http://artsfield.jp/
プロダクトデザイン、ファッション&カルチャーにまつわる
講義を開催してきた1月のARTS FIELD TOKYOですが
31日(木)はアジアのアートシーンに迫るレクチャーを開催します。
講師をつとめていただくのは、
『アフター・ザ・リアリティ―〈9.11〉以降のアート』(2008年)、
『現代アート事典』(共著、2009年)など数々の著書でも知られる
美術評論家・市原研太郎氏。
市原氏には昨年、ヨーロッパで開催された国際展を通して
世界のアートシーンを考察するレクチャーを行っていただきました。
今回は2012年後半アジアで開催されたビエンナーレ(光州、釜山、台北、上海)から
釜山と台北にフォーカスをあててお話いただきます。
今、大きな変動期を迎えているアートシーンにおいて
現代に切り込む包括的なテーマと、それを具現化する作品の選択が
国際展の肝といえます。
言い換えれば、国際展でどんなテーマが扱われ、
どのような作品が提示されるかと見れば
現在のアートシーンのみならず、社会で今何が起こっているのかを
掴むことができるのです。
また、今回のレクチャーではアジアの国際展をふりかえりつつ
2012年10月〜11月に旧電機大学にて開催された
『TRANS ARTS TOKYO』にも言及。
ヨーロッパ、アジアの動向が、日本ではどのように出現しているのか
考察します。
日本だけでなく、海外を含めたアートシーンで
今何が起こっているのか?
アートの"今"を知る貴重なレクチャーです。
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2013年1月31日(木)19:00-21:00
『2012年後半アジアで開催された大規模国際展を通して、アートの現在と未来を考える』
講師:市原研太郎(美術評論家)
→コチラの申込フォームよりご予約ください。
美術史からアート作文、マネジメントまで
各業界の第一線で活躍する方を講師にお招きする
ARTS FIELD TOKYOのレクチャー。
今日は、株式会社100percent 代表取締役・坪井信邦氏による
『「100percent」のプロダクトが生まれるまで 〜その制作プロセスの裏側を語る〜』をご紹介します。
普通のグラスかと思いきや、グラスについた水滴が
桜模様になってテーブルに花を咲かせる「SAKURASAKU」をはじめ
思わずニヤリとしてしまうプロダクトを生み出している100percent。
社名の通り、企画・デザイン・ものづくり・営業までを100%自社で行っています。
商品もさることながら、一体どのようなプロセスで
アイデアから販売までが行われているのでしょうか?
せっかくものをつくるなら、人が驚くものや、大切にされるものをつくりたい。
いいものをより多くの人に届ける方法を探したい。
そんな、ものづくりに携わる方や興味のある方にぜひ参加していただきたい講義です。
1月18日(金)19:00〜21:00
『「100percent」のプロダクトが生まれるまで 〜その制作プロセスの裏側を語る〜』
→コチラよりお申込ください。
受講料:2,000円(学生証の提示で1,000円になります)
会場:3331 Arts Chiyoda
いよいよ4月に突入し、新年度がはじまりました。
2010年にスタートした3331 Arts Chiyodaの
スクーリングプログラム『ARTS FIELD TOKYO』も、
4月からの新講義がスタートします!!
新年度最初のレクチャーは
4月11日(水)『アートと科学の方程式』
講師は"学術と社会をつなぐ"をコンセプトに
イベントや編集などを行う『SYNAPSE Project』の塚田有那さん。
2010年から発行しているフリーペーパー『SYNAPSE』では、
コンセプトの通り、共通のテーマを研究者やアーティストなどが
あらゆる方向から掘り下げています。
2010年から発行しているフリーペーパー『SYNAPSE』。
"新たな世界の描き方"を追求する点においては、
科学もアートも同じ。
しかし、もしかするとアートよりももっと
触れ合うきっかけが少ないのが科学ではないでしょうか?
このレクチャーでは、塚田さんが魅了された
サイエンスの世界へとみなさんをご案内します!
そして、
4月19日(木)は、キュレーター・林綾野さんが講師をつとめる『アートへの入口探し』を開催。
展覧会の企画・制作を手がけるキュレーターという仕事。
林さんはフリーランスのキュレーターとして活躍されています。
「どうすればもっとアートを身近に感じてもらえるか?」
そのアプローチを考えるのもキュレーターとして大切な仕事のひとつ。
林さんが考えたアプローチ方法は、他のキュレーターとは
少し違っていました。
(左)絵画作品と共に、日記に残されたレシピから13点を再現した『クレーの食卓』
(中)ゴッホがすごした街を訪ね、食を通して彼のもう一つの姿を探った美と食の探訪記『ゴッホ 旅とレシピ』
(左)フェルメールが暮らし、絵を描いた17世紀のオランダの様子や食事を紹介する『フェルメールの食卓 暮らしとレシピ』
例えば、絵画に描かれた料理を再現した著書『ゴッホ 旅とレシピ』や
『フェルメールの食卓 暮らしとレシピ』を発表し、メーカーとのコラボレーションで
「ゴッホのスープ」なるものが販売されることに......。
どんな人の生活の中にもある"食"をキーワードにすることで、
アートとの距離感をぐっと縮めたのです。
そんな林さんが、AFTで『アートへの入口探し』をレクチャーしてくださいます!
ぜひ、自分だけの"入口"を見つけてみてください。
もうご覧になられましたか?
「大友克洋、再起動。」の文字が目に飛び込んでくる
現在発売中の『BRUTUS』。
その『BRUTUS』編集長・西田善太さんが
4月23日(月)『編集長が語るムーブメントのつくり方7』に登場です!!
創刊から31年、もはや『BRUTUS』なしに
カルチャー誌は語れません。
きっと、誰の家にもお気に入りの特集号があることでしょう。
一体、あの特集はどのようにして生まれたのか?
ムーブメントを生み出す編集者に必要なこととは?
編集に携わる方、企画に興味がある方、
『BRUTUS』が本棚にある方......みなさんのご参加お待ちしています!
今年のARTS FIELD TOKYOは、
レクチャーだけでなく、ワークショップなども開催していきます!
講義予定は随時、ARTS FIELD TOKYOのwebサイトにてお知らせします。
現在、3331地下ではARTS FIELD TOKYO・スタジオコースに参加している
アーティスト4名が企画した『Hello! Still here』を開催中です。
年齢も個性もまったく異なる4名の作家たちは
ARTS FIELD TOKYOのある3331 Arts Chiyodaをきっかけに
出会い、互いの異なる個性を刺激にしつつ、制作を行ってきました。
そんな彼らが日夜制作に没頭しているアトリエが
現在ギャラリーに変身しています。
展示初日にお邪魔したときには、
この部屋で制作を行ってきたからこそ生まれた
展示方法なども見られて、思わず「なるほど」とニヤリとしてしまいました。
"ニヤリ"の理由は、ぜひその目で確かめてみてください!
『Hello! Still here』展は地下にあるAFTオープンスペース、
ならびに普段は非公開となっている彼らのアトリエ「AFTスタジオ」
の2ヵ所で10月16日(日)まで同時開催中です。
「AFTスタジオ」は階段を降りて左側に進み、
突きあたりすぐ右にあります。奥まっているので
普段は遠慮してしまう方もしらっしゃるかもしれませんが、
グイグイと奥へ進むと彼らの作品が待ちかまえています。
会場には作家本人もいる確立が高いので
ここでしか聞けない制作秘話も聞けるかもしれません!
昨年9月よりスタートした
3331 Arts Chiyodaのアートスクール「ARTS FIELD TOKYO」では、
意欲的な創作活動を行うアーティストのための
「スタジオコース」を開設しています。
第二期となる「スタジオコース」には、
ジャンル・世代・キャリアも異なる4名の作家たちが
互いに刺激を受けながら施設内にある共同アトリエで
24時間制作に集中しています。
今年より新設した地下1階の「AFTオープンスペース」では
お披露目展となる『Hello!』展を7月に開催しましたが、
今回はその第二弾として4名の作家による個展リレー
『Hello! We are open』を開催します!
会期中の週末には、彼らが制作を行うスタジオも公開。
作品が生まれる現場をご覧いただきながら、アーティストたちとの
会話をお楽しみください。
さらに、10月8日(土)〜16日(日)には
彼らのスタジオと「AFTオープンスペース」の両方で
前期修了展『Hello! Still here』も行います。
今年5月から約半年間、この場所で制作を続けてきた作家4名の成果展示を
一斉にご覧いただけます!
【個展リレー&オープンスタジオ『Hello! We are open』】
<開催期間>
9月9日(金)〜15日(木)松尾宇人展
9月17日(土)〜22日(木)田口有希展
9月24日(土)〜29日(木)岸ナイル展
10月1日(土)〜6日(木)藤城光展
<開催場所>
3331 Arts Chiyoda/B105 AFTオープンスペース
*オープンスタジオ(スタジオ公開)は9月24日(土)&25日(日)
3331 Arts Chiyoda/B102AFTスタジオにて!
【前期修了展『Hello! Still here』】
<開催期間>
10月8日(土)〜16日(日)
*11日(火)は定休
<開催場所>
3331 Arts Chiyoda/B105 AFTオープンスペース&B102AFTスタジオ
■作家プロフィール■
藤城 光(hikari fujishiro)
埼玉大学教養学部卒業。土を使ったドローイング、グラフィックやイラストレーションなど、プロジェクトに合わせて表現方法を用いる。『岐阜あかり展』(2001年)、『東京ワンダーサイト ゼロ展』(2003年)、『スパイラル第 4 回 SICF』(2003年)入選。2010年、個展『ぬけあい』(ROCKET /東京)を開催。[http://www.star-fish.jp/ ]
現在、在住の福島県いわき市にて、聴き書きのプロジェクト"PRAY+LIFE"の活動中。[ http://praylife.net ]
岸ナイル(nairu kishi)
東京芸術大学修士課程先端芸術表現専攻修了。主な展覧会に 2010 年『Tanukitour』(3331 Arts Chiyoda 1F tobimushi /東京)、2009 年 日比野克彦『キューブからの指令』六本木アー トナイト、『ART ADVANCE MITSUKOSHI』(日本橋三越本店)、2008 年『ART ADVANCE ADACHI 2008』(シアター 1010 ギャラリー/東京)、2007 年『ART AWARD TOKYO』(行幸 地下ギャラリー/東京)など。2006 年『GEISAI#10』公式パンフレットにコスチューム、2011 年 DJ YUMMY アーティスト写真に衣装を提供。
田口有希(yuki taguchi)
1987 年秋田県生まれ。2005 年、東北芸術工科大学デザイン工学部情報デザイン学科グラフィックコース入学。2006 年に同大学を退学し、翌年より『ゼロダテ/大館展』 (http://www.zero-date.org/)に参加。2010 年にゼロダテ アートセンター 東京にて個展を開催。
松尾宇人(ujin matsuo)
武蔵野美術大学大学院空間演出デザインコース修了。同年『、キリン・コンテンポラリー・アワード』、『アーバナート #3』に入賞。また、東 京・青山で開催されたアートフェス 『MANIFEST'94』に参加。1996 年にインスタレーション作品『ハッピィ・ハウス』を自宅で発表。その後、京都のカフェ&ギャラリーTranqRoom(2001年)、prinz(2002 年) で個展を開催。(http://happy-house.biz/)
「ARTS FIELD TOKYO」は、アーティストのための「スタジオコース」を開設しています。24時間共同アトリエを使用し、併設のギャラリーで展示発表を行なうことも可能です。
岸ナイルさんは、本プログラムを受講したアーティストの一人。今年2011年8月5日~8月10日まで、AFTオープンスペースにて展示を行ないました。
「いままでは日常風景をビデオで切り取って、その映像に自分の妄想を抽出して表現するっていうスタイルだったんですけれど、だんだんと布をモチーフに作品を作るようになっていって......今回は自分のなかでちょっとチャレンジでした」
そう語る岸さんは、制作のためにほぼ毎日3331 Arts Chiyodaに訪れる。作品制作・発表の場が与えられているだけではなく、AFTの講義も受講できるのが大きな魅力だという。
「今は「アートのための英語塾」を受講させてもらっています。スタジオにいると、本当に毎日色んな人が制作の様子を覗きにいらしてくれて、人との出会いが一番の魅力ですね。一緒に制作している仲間との会話も楽しいし。まるでみんなでアトリエを借りているみたいな感覚です」
2010 年 9 月よりスタートした 3331 Arts Chiyoda のアートスクール「ARTS FIELD TOKYO」では、意欲的な創作活動を行うアーティストのための「スタジオコース」を開設しています。施設内にある共同 アトリエを 24 時間利用できる本コースでは、随時受講生を募集しています。詳しくはinfo@artsfield.jpまでお問い合わせ下さい。
岸ナイル(nairu kishi)
東京芸術大学修士課程先端芸術表現専攻修了。主な展覧会に 2010 年『Tanukitour』(3331 Arts Chiyoda 1F tobimushi /東京)、2009 年 日比野克彦『キューブからの指令』六本木アー トナイト、『ART ADVANCE MITSUKOSHI』(日本橋三越本店)、2008 年『ART ADVANCE ADACHI 2008』(シアター 1010 ギャラリー/東京)、2007 年『ART AWARD TOKYO』(行幸 地下ギャラリー/東京)など。2006 年『GEISAI#10』公式パンフレットにコスチューム、2011 年 DJ YUMMY アーティスト写真に衣装を提供。
本年度から新設したB1Fにある「AFTオープンスペース」。
現在、このスペースでは4名の作家が展示を行っています。
彼らは、24時間利用できる共有アトリエにて勢力的に
作品制作を行う「AFTスタジオコース」のメンバー。
今回の展示はタイトル『Hello!』のとおり、4名のアーティストのお披露目展となります。そこで、今日のblogでは彼らの素顔をのぞいてみます!
まずは、彼らのアトリエをのぞいてみると......。
設置を終えてひと段落?と思いきや、黙々と制作中。
年齢もキャリアも、表現方法も異なるメンバーたちですが
こうしてアトリエを共有することで刺激にもなっているようです。
この日、ライブペインティングのために筆を
キラッキラにデコり中だったのは田口有希さん。
展示空間のいちばん手前にあるのが、彼女の作品です。
虫かごを思わせるフレームのなかに描かれた
光に集う虫たちの美しい姿が目を引きます。
ふと目をやると、隣には薄い布が幾重にも重なる岸ナイルさんの作品が。
「今回の作品のコンセプトは?」と尋ねると、ナイルさんからは
こんな言葉が返ってきました。
「いま、なにかをつくるとしたら前向きな光のようなものが見たいし、
つくることで祈り、願いたいと思いました。
正直、これまで制作してきたような動機付け(疑問や問題意識)など、
どうでもいいと......。
とても抽象的なことかもしてませんが、はじめて自我(?)のようなものを
離れて作品をつくったような気がしています。
ある石巻出身のアナウンサーが言いました
"私たちは、何かをしてほしいわけではありません。
ただ、私たちの最後のひとりが立ち上がるまで
ずっと見守り続けてほしいのです"と。
遠く離れているけれど、実際には何の力にもなれないけれど、
心だけはずっと寄り添っていたい。そんな気持ちでつくりました」
そして、現在いわき市で制作活動を行っている藤城 光さんの作品。
いまから約3ヵ月前、彼女はそれまでと同じように作品制作を行っていました。
そこへやってきたあの地震、津波、さらに原発......。
つくりかけの作品は、倒れてきた本棚に壊され、画材の溶かした土が
床に広がりました。
目の前に起こり続ける物事への無力な焦燥感と悲しみ、
制作に向かえない悔しさを抱えながら、藤城さんは隙間を埋めるように
ボランティア活動をしていたと言います。
今回展示されている作品についてのコメントを求めたところ、
藤城さんは「少し考えさせてもらってもいいですか?」と答えて
後日、こんな言葉を届けてくれました。
震災から少しして、瓦礫の土地を踏んだとき
なにもないように見える風景が語りかけてくれるように思いました。
サインのようにそこに残ったもの、かえっていくものたちが発する気配、ニオイ、小さな芽吹き。
生と死、よろこびと悲しみ、痛み、ここにあった人生、これからも続いていくであろうこと......
汚染された地で生きる人々が抱えるもの、幾多もの感情に
涙が流れました。
なぜ私はこの場所にいるのだろう?
なんで生き残ったんだろう?
ここでなにをしているんだろう?
答えのない問いが繰り返されるなか、あるときふと懐かしいような風景がよぎり、
私は不思議と安らいだ気持ちになりました。
曖昧で、揺らぎ、ときに見え隠れするもの。
それらは何か希望のようにも感じ、私は描きはじめました。
そして、気がついたら3.11のときに制作しようとしていた作品をつくっていました。
赤い土をキャンバスに塗りながら、
私のこの血のなかに、たくさんの命が繋がっていることを思いました。
そして最後は、光を扱う松尾宇人さんの作品。
異なるリズムを持つ光が、大きな円のなかで重なり合い
その重なった瞬間だけ「白」になります。
作品のタイトルは『a planet』。
いくつもの光がレイヤーのように重なるその様は、
まるで私たちの住む世界がそうであるかのようです。
独立しているけれども、どこかで繋がっていて、
ある瞬間にお互いに影響し合っていることを知る。
松尾さんは今回の作品制作について
「自分のなかにあるものを確認したい」という思いがあったそう。
今回展示されている作品はすべて新作です。
"お披露目展"のため、共通のテーマを設けているわけではありません。
しかし、展示を見ていると
4つの作品は不思議とひとつのテーマで繋がっているようにも思えます。
ぜひ、その"繋がり"をその目で見つけてください。
6月10日(金)に予定しておりましたAFT講義
『アートプロジェクト AtoZ 1』(講師:wah document)ですが、
急遽、wah documentさんの東北でのプロジェクトが決定したため
6月24日(金)19:00〜21:00に変更となりました。
レクチャー当日は、東北でのプロジェクトについても
お話いただく予定です。
お申込いただいた方々には大変申し訳ございませんが、
何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
現在、二期募集を実施しているARTS FIELD TOKYOですが
ひと足先に一期募集メンバーが「AFTオープンスペース」に集まりました。
なぜみなさんに集合していただいたかというと......
24時間制作に集中できるスタジオを利用する「スタジオコース」メンバー、
仕事をしながらアートにアプローチを試みる
「アートビジネスコース」メンバーにガイダンスを行うと同時に、
3331スタッフも交えた交流会を行いました。
3331の地下1Fには、AFTの拠点となる
「AFTオープンスペース」を新設したのですが、
ここの片隅にひっそりとカウンターが設置されています。
常日頃から、何か口実を見つけては
アルコールを摂取している3331スタッフ陣。
それは統括ディレクターである中村さんも例外ではなく......
「みんなが自由に集まれて、
ちょっとしたパーティーもできるカウンターが必要だ!!」
という、3331らしいアイデアにより
カウンターがつくられることになったのです。
この日はカウンターも早速活用!
「アルコールが苦手な方もいるかもしれない」と、
ソフトドリンクもご用意していたのですが
ペットボトルのフタは交流会終了まで
開けられることはありませんでした(笑)。
そんな"イケる口"をお持ちのAFTメンバーさんなので、
きっとこのカウンターもフル活用してくださることでしょう!!
ついでに、カウンター以外の設備についてもチラリご紹介......
AFTオープンスペース内には「アートマネジメントコース」メンバーが
自分専用のデスク(24時間利用OK)を持てる場所があります。
周囲を気にせず作業ができるので、集中してデスクワークをしたいときには
重宝します。
「アートビジネスコース」メンバーの方は、可動式の共有デスクを利用。
自分の仕事をしても良し、外部の方とミーティングしても良し、
今後のアートシーンに思いを馳せるのも良し......
3331開館時間中なら自由に使用できます。
二期募集は6月20日(月)締切です!
「展覧会をつくりたい!」方はアートマネジメントコース
「仕事をしながらアートに関わりたい!」方はアートビジネスコース
「都心にアトリエがほしい!!」方はスタジオコース
3331 Arts Chiyodaにあなたの活動拠点をぜひつくってください!!
現在2011年度受講生の二期募集中のARTS FIELD TOKYO。
今月から講義もスタートします! 続々と決定している講義のなかから
本日は5月に開催される注目講義をピックアップしてご紹介します。
まず本年度最初の講義は、話題の"あの作品"が生み出された背景を
アーティストの言葉で語る『あの作品ができるまで』。
シリーズ1回目の講師は、自らの「声」と「身体」を軸にして、
音楽とアートの境界線で活躍するアーティスト・山川冬樹さんです。
山川さんにお話いただく"あの作品"は、
東京都現代美術館に所蔵されている映像インスタレーション「The Voice-Over」。
The Voice-over (1997-2008)
実の父でありフジテレビのキャスターであった故・山川千秋氏。
さまざまなメディアで録音されたその心地の良い声は、
息子である冬樹さんによってアート作品として生まれ変わりました。
多くの人の感動を読んだこの作品の裏側には、
どんなエピソードが隠れているのでしょうか?
講義開催は5月15日(日)19:00〜21:00。
受講申込はこちらから!!
次に、我々スタッフもワクワクドキドキしている講義が『妄想展覧会を実現する方法』。
実際に展覧会を実現するためには、大仕事から細かな雑務まで気が遠くなるような作業が待ち構えています。
その過程をただシミュレーションするだけでは、
最初に思い描いていたワクワク感も半減......。
ついつい「手っ取り早い方法」に逃げ込んでしまうこともあるでしょう。
そこで、本講義ではとにかく
「絶対無理かもしれないけど、こんなことやってみたい!」という"妄想"からプランニング。
頭のなかに描いたプランを実現するためには何が必要?
誰をどうやって説得するの?
"絶対無理だ"と思っていたプランが現実味を帯びてくるかもしれませんし、
これまで考えもしなかった新しいアイデアが生み出されるかもしれません。
そんな予想不可能な本講義シリーズ1回目の講師は、
美術と社会の関係性を強烈なメッセージで紡ぎ出すアーティスト・椿昇さん!
"VITALFOOT" Ploject 大船渡 2011
椿さんの作品同様に、強烈な言葉が飛び交うであろう本講義!!
参加される方々の起爆剤になることは確かです!
講義開催は5月23日(月)19:00〜21:00。
受講申込はこちらから!!
3331 小西
来月のARTS FIELD TOKYO 2011年度2期生スタートに向けて、
3331 Arts Chiyoda地下1階では、ARTS FIELD TOKYO専用スペースの施工が佳境を迎えています!
ARTS FIELD TOKYOでは、マネジメントコースの専用デスク、
レクチャーや交流会を行うフリースペースなどを新設しました。
徐々にそのかたちが見えてきたところで、
本日から4月30日(土)まで「ARTS FIELD TOKYO 2011 space preview」を開催!
「ARTS FIELD TOKYO 2011 space preview」は、
まだ一部作業中ではありますが、
ARTS FIELD TOKYO専用スペースを自由に見学できるほか、
前年度の講義映像&写真、展覧会資料もご覧いただけます。
「都内に制作できるスタジオを持ちたい!」アーティストの方、
「ネットワークを広げてプロジェクトやプランを実現していきたい!」という方、
「アートの現場で仕事がしたい!」マネジメントに興味を持つ方、
それぞれがこの場所を拠点に活動できるよう、
ARTS FIELD TOKYOの新スペース&新コースは設計されています。
「どのような環境で、何を得ることができるのか?」
このイベントでは、実際に活動の拠点となる場所をその目で確かめることができます。
また、合同見学説明会は終了しましたが、
現在個別に見学説明会も実施しています。
見学説明会をご希望の方は、
①氏名(ふりがな)
②年齢
③電話番号
④E-mail
⑤ご都合の良い日時を第三候補まで
上記をご記入の上、メール(info@artsfield.jp)までお送りください。
説明会に来られない方のために、メールでも
ご質問を受付中です!
コース、受講費、設備に関することなど、ご不明な点がありましたら
メール(info@artsfield.jp)にてご連絡ください。
担当者よりご返答させていただきます。
受講申込は4月30日(土)が締切です!!
見学説明会を希望される方はお早めに!
2010年9月に開校した3331 Arts Chiyodaのスクーリングプログラム
「ARTS FIELD TOKYO」。
現在、1期生による企画展『ソーシャルダイブ 探検する想像』展を開催中ですが、
2011年度の2期生募集がスタートしました。
本年度のARTS FIELD TOKYOは、3331 Arts Chiyodaを中心に展開する国際展開催(2012年開催予定)、また他の展覧会やプロジェクトの現場で活躍する人材の育成(マネジメント)に力を注ぎます。アート業界のみならず、さまざまな業種・人・場所と交流することで独自のネットワーウを広げ、アートを取り巻く新しいアイデア・ビジネス・プロジェクトを生み出していくことが目的です。
そのため、2011年度のAFTはコースも大きくリニューアルしました。
【アートマネジメントコース】
マネジメントに必要な基本的な知識はもちろん、3331 Arts Chiyodaで行う展覧会の企画・運営、内外でのプロジェクトに関わり、講義のみならず現場を経験して実力をつけます。さらに、専用デスク・3331 Arts Chiyodaの住所が利用でき、ARTS FIELD TOKYOを自身の拠点として使用することができます。
(利用できるサービス)
●住所の利用&レンタルポスト
●専用デスク24時間利用可能
●すべての講義が受講可能
定員:10名程度
受講期間:2011年5月9日(月)〜2012年3月31日(土)
受講費:330,000円(30,000円/月) 設備費:20,000円(初月のみ)
【アートビジネスコース】
3331 Arts Chiyodaは、第一線で活躍するアーティストやクリエイターたちがそれぞれの活動を行うべく利用している施設でもあります。本コースではその環境をいかし、従来のアート施設にはなかった異業種との交流、さらにはそこからネットワークを広げてビジネスやプロジェクトにつなげることを目的としています。
(利用できるサービス)
●共有スペース・机が利用可能
●住所の利用&レンタルポスト
●ゲストを招いた交流会(毎月開催)に参加可能
●すべての講義が受講可能
定員:30名程度
受講期間:2011年5月9日(月)〜2012年3月31日(土)
受講費:12,000円/月 設備費:20,000円(初月のみ)
*本コースは毎月の更新により継続してご利用いただくことも可能です。
【スタジオコース】
24時間利用可能な制作スタジオで、集中して作品制作を行えるコースです。受講期間中に開催するオープンスタジオ(スタジオ一般公開)では作品の発表も可能。ジャンル・世代・キャリアの異なるアーティストたちと交流を持つことで刺激を受けるのもこのコースの魅力です。
(利用できるサービス)
●制作スタジオ24時間利用可能
●すべての講義が受講可能
定員:16名(各コースにつき)
[スタジオコースA]
受講期間:2011年5月9日(月)〜10月9日(日)
受講費:225,000円(45,000円/月) 設備費:20,000円(初月のみ)
[スタジオコースB]
受講期間:2011年10月17日(月)〜2012年4月15日(日)
受講費:270,000円(45,000円/月) 設備費:20,000円(初月のみ)
ーーーー受講申込についてーーーー
[第一期募集期間]
2011年3月25日(金)〜4月30日(土)
[申込方法]
受講申込書(こちらからダウンロードしてご使用ください)に必要事項を記入し、提出資料①〜③とともに郵送または宅配便にてお送りください。電話・メールでの申込受付は行っておりません。
[提出資料]
①ARTS FIELD TOKYO指定の履歴書(こちらよりPDFダウンロード)
②これまでの活動履歴
*A4用紙にワープロソフト等で自由に記入してください(手書き不可)。
③これまでの作品や活動のポートフォリオ(PDFもしくはJPEGデータでも可)
*データで提出される場合は、CD-RやDVD-Rにおさめてください。
[送付先・お問い合わせ]
〒101-0021
東京都千代田区外神田6丁目11-14
3331 Arts Chiyoda 内
ARTS FIELD TOKYO「2011年度受講申込受付」係
TEL:03-6803-2441 FAX:03-6803-2442(担当/坂野、佐々木、小西、莇)
E-mail:info@artsfield.jp
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ARTS FIELD TOKYOでは、受講をご希望される方を対象に見学説明会を行います。
見学説明会では3331 Arts Chiyodaの施設見学をしていただくと同時に、受講内容についてのご説明をさせていただきます。
【見学説明会日程】
第1回 2011年4月3日(日)13:00〜14:30
第2回 2011年4月10日(日)14:00〜15:30
第3回 2011年4月17日(日)14:00〜15:30
参加を希望される方は、
①氏名(ふりがな)
②年齢
③郵便番号・住所
④電話番号
⑤E-mail
⑥参加希望の見学日
を記入のうえ、メール(info@artsfield.jp)またはFAX(03-6803-2442)にて
お送りください。
ARTS FIELD TOKYOでは
1月21日(金)より
新シリーズ講義『キューレーターの仕事』がスタートします。
この講義では、アーティストとともに
新しいアートシーンを生み出すべく
展覧会を企画し、実施するキュレーターにスポットをあてます。
展覧会のテーマ設定、作品や作家のセレクト&ブッキング、
カタログ制作、スケジュール管理などなど、
ひとつの展覧会を成立させるためには
実にさまざまな業務をこなさなくてはなりません。
また、美術館に所属するキュレーターと
フリーランスのインディペンデント・キュレーターでは
活動の内容も異なります。
『キュレーターの仕事』の講師陣は
活躍中のキュレーターの方々。
これまでの仕事内容や、今注目している作家・作品についての
お話を伺い、アートシーンを支える"キュレーターの仕事 AtoZ"に迫ります。
(第1回目)1月21日(金)19:15〜20:45
講師/笠原美智子(東京都写真美術館 学芸員)
(第2回目)2月3日(木)19:15〜20:45
講師/片岡真実(森美術館チーフ・キュレーター)
*第2回目以降も現在スケジュール調整中!!
決定次第AFTサイトにて告知いたします
3331 小西七重
正月気分も抜けきったところで
2011年、最初のAFT講義は
1月14日(金)19:15〜20:45『編集長が語る ムーブメントのつくり方5』です。
第5弾となる"編集長シリーズ"の講師には
資生堂の企業文化誌『花椿』編集長・上岡典彦さんをお迎えします。
『花椿』は1937年(昭和12年)に創刊され、戦中戦後の一時期にやむなく
休刊となったものの、1950年(昭和25年)に復刊し、
創刊74年という歴史を持つ媒体です。
私が『花椿』の存在を知ったのは
かれこれ十数年前......まだ美大受験のために予備校に通っていたとき。
アトリエの本棚のなかで、
国内外のアーティストの画集の隣に『花椿』が並んでいました。
つくり込まれた写真の数々、
森村泰昌さんをはじめ、豪華な執筆陣たちの連載に
「こんな雑誌見たことない!」と興奮したのを覚えています。
それから毎月、せっせと資生堂のカウンターに足を運んで
コレクションした『花椿』は今でも本棚にズラリと並んでいます。
今では取り扱っている書店も増えたので、当時より目にする機会も増え、
さらに『花椿』コーナーは増殖中......。
先日、打合せで上岡さんにお会いしたとき
こんなお話を伺いました。
「中学生のとき、母が読んでいた『花椿』を見て、"資生堂"という存在を知ったんですよ」
その十数年後、上岡さんは資生堂に入社し、1995年〜2009年まで広報室に勤務。
2009年より、第14代『花椿』編集長をつとめられています。
こんな風に、『花椿』との出会いに衝撃を受け、
そこから影響を受けた読者は
74年間にどれだけいることでしょう!
『花椿』のみならず、
1919年に開廊した資生堂ギャラリーや、
1978年に開館した資生堂アートハウスなど
積極的に企業文化活動を行っていることでも
知られている資生堂。
今回の『編集長が語る ムーブメントのつくり方5』は
編集のお話ではありません。
広報、そして編集長の視点を通して
上岡さん自身が体験・経験されてきた
"企業と芸術"、"企業と文化"について
お話いただこうと考えています。
みなさま、ふるってご参加ください!!
事前のお申し込みはこちらから。
*講義当日でも申し込み可能です*
3331 小西七重
ご存知の方も多いかと思いますが、
写真は文具メーカーのコクヨとアーティストのコラボによって
作られた「Anノート」です。
第1弾が発売されたのは、かれこれ6年ほど前になりますが
これをお店で発見したときは「やられたーーーっ!!」と
思いました。
個人的に大好きな文具とアートの組み合わせに興奮し、その場で
全シリーズを購入したことは言うまでもありません。
その1年後、またしても「やられたーーーーっ!!」事件は起こりました。
「ヒラメキット特別号 スーパーふろくブック」です。
こちらもコクヨ×田中偉一郎さんの手によるもの。
どこでも横断歩道になるシートや、好きなものに好きな値段をつけられるシールなど
ザ・脱力系のアイテムがびっしり詰まっていて、
気がつけば5個もまとめ買いをしていました......。
甥っ子や姪っ子、友達の子供にまで配り歩き、
今や私の手元にはひとつしか残っていません。
遊び心をくすぐられる、これらのシリーズには
やはり仕掛人がいました。
12月22日(水)にAFTでレクチャーをしていただく
安永哲郎さんです。
どこにも属さず、自分の表現を貫くのもアーティストのある姿だと思いますが、
そことは別に、企業とタッグを組んで"おもしろいこと"や"普通じゃないこと"を
広く世の中に仕掛けられるのもアーティストの力だと私は思います。
安永さんは自身も音楽家として活動するほか、国外アーティストの招聘、
美術展のキュレーションなども行われています。
幅広い活動のなか、社会・会社とつながることで見えてきたものとは?
そして、これから安永さんがアプローチしていきたいこととは?
その答えは12月22日(水)AFT講義『アートと社会・会社の関係性』にあります。
みなさま、ふるってご参加ください!!
3331 小西七重
2010年11月11日(木)
『編集長が語るムーブメントのつくり方2』
講師:『OZ magazine』編集長・古川誠氏
講義開始時間が当初17:15〜の予定でしたが
19:15〜に変更となりました。
すでにお申し込みいただいた方には
大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、
何卒ご理解のほどお願い申しあげます。
3331 小西
3331に入居するASYLの佐藤直樹さんやアフタヌーンソサイエティの清水義次 さんが取り組むアート・デザイン・建築の複合イベント「CET(セントラルイースト東京)」。
(おふたりは、ARTS FIELD TOKYOの講師でもあります!)
さまざまなジャンルでの活動の実験場として、大型開発の隙間で空洞化した都市空間の再生 にチャレンジしているこの「CET」がインターンを募集しているとのこと!
3331に足を運んでくださるみなさまの中には、興味津々な方も多いのでは?
「我こそは!」という方は、是非、下記をご覧ください〜!
<CETインターン募集>
『CET10』の会場準備が始まり、CETではスタッフを随時募集しています。
10月13日現在、開催に向けて準備が始まっています。準備期間から参加アーティスト/デザイナーの方々に付いて、掃除・設営等、制作過程を共にする動きや、運営のサポートなど担当内容は様々。長期間/短時間、自分に合った参加が可能です。
興味を持った方は、まずは現場に飛び込んでみてください。いち早く情報に触れる事が出来ます。年齢や経験など関係ありません。
交通アクセスが良い立地の会場も、CETのメリットと考えています。
参加希望・問い合わせ:office[a]CentralEastTokyo.com
10月17日にインターン説明会をCETエリア内にて開催
各会場などでイベントの準備は始まっていますが、来る10月17日に『CET10』インターン説明会を開きます。(会場は3331内を予定)
既に参加されている方も、これから参加される方も、参加を考えている方も、スタッフに興味ある方全員を対象として、今年のイベント全体を通した説明などを行ないます。
下記アドレスへ「氏名・連絡先」をご連絡頂いた上で、気軽に参加ください。
日程:10月17日 時間:19:00〜 会場:CETエリア内(会場決定・変更等は随時掲載)
参加希望・問い合わせ:office[a]CentralEastTokyo.com
3331 柿原優紀
今週の講義は、森美術館館長の南條史生さんと14000人以上のアーティストが登録する「ロフトワーク」の林 千晶さんをゲスト講師としてお招きする
「アートプロジェクトを始める前に」5 /10月04日(月)19:15〜/を始め、
「メディアのエディット演習」3 /10月06日(水)19:15〜/講師:伊藤ガビンさん
「アートとマーケティング」2 /10月07日(木)19:15〜/講師:城多秀年さん
などなど注目のものばかり!
お申し込みは各講義の紹介ページのお申し込みフォームにて!
満席までは、当日のお申し込み、講義開始時の受付での直接お申し込みを可能です。
各講義では、一線で活躍するプロフェッショナルが講師として貴重なお話をくださいます。
芸術の秋、学びの秋、ということで、
9月から3331にオープンしたアートスクール、ARTS FIELD TOKYOの新しいウェブサイトがオープンしました!
気になる講義をひと枠3000円から受講できる「ひと枠受講コース」から、
24時間スタジオ利用が可能で、全講義を受講できる「プロフェッショナルアーツコース」までが揃い、
ライフスタイルに合わせて受講頂けます。(→コース一覧はこちら)
19時15分からの講義も多く、アフター5でのスクーリングも可能です。
また、開校記念につき、リベラルアートコースとベーシックアートコースは、ただいま入会費無料です( 9月23日から10月31日まで)。