ちょっと前の話ですが、11月18日(木)に3331で合同避難所開設訓練が行われました。
千代田区防災課によって行われた訓練には、たくさんの皆さんが参加しました。
3331近辺の方の避難所は、3331と昌平童夢館。
災害時にどちらかの施設が使用できないことがあってもいいように、3331と昌平童夢館の両施設で交互に開設訓練を行っています。
今回は、3331が会場となり、3331スタッフも参加しました。
昔は災害があったときに、3331近辺の皆さんは避難場所として上野公園に行くように言われていたそうです。
しかし現在の千代田区は、災害時に延焼の危険性が他よりも低いと認められたため、「地区内残留地区」になっているそうです。
そのため自宅が倒壊などの危険性がなければ留まるようにとのこと。
ちなみに「地区内残留地区」というのは、災害の際すぐに広域避難場所や一時集合場所に避難せず、自宅やビルなどに留まり状況確認をしてもよい地域だそうです。
その千代田区にあって3331は、千代田区在勤の方など帰宅困難者や自宅などが危険と思われた方の「避難所」となります。
今回の訓練では、避難所としての機能を持つ3331に準備されている機材や備蓄などの説明と3331の各スペースをどのような役割で使用するのかを千代田区防災課の方たちにしていただきました。
災害時に使用するライト。
全方向を照らし出すライトは、光量が強く1灯で十分な明るさです。
災害時用の臨時電話。
電話をかけることは出来るそうですが、電話を受けることは出来ないとのこと。
3331にある備蓄倉庫には、さまざまなものが準備されています。
しかし備蓄はされていても各家庭で、3日分の食料と飲料を備蓄しておいてくださいとのことでした。
備蓄倉庫の中には、28年物の・・・
梅干が!!!
どんな味になっているんですかね。
参加者の皆さんも興味津々で見ていました。
いろいろな説明を受けながら3331内を巡って、最後は練成公園に集合して解散となりました。
このような訓練は、あまり普段は意識しないことかもしれません。
しかし事前に知っている事で冷静に行動できることもあると思います。
皆さんもお住まいや勤務されている場所での、避難場所・どのようなものが備蓄されているのかを知っていますか?
災害時に慌てないためにも、機会がありましたら参加をお勧めします。
3331
佐々木
11月14日、日比野克彦 個展「ひとはなぜ絵を描くのか」のメインイベント<クレーン・ペインティング>が行われました!当初は展覧会オープンの10月30日の開催の予定でしたが、台風のため2週間延期しての順延開催となったのです。
このペインティングのために、3331外壁面にはフレームが取り付けられ、白く大きな巨大幕が設置されました。引いて見るとその大きさはよくわからないと思いますが、ヨコ14.4m×タテ7mとかなりの大きさ!
当日、担当スタッフは朝7時半に集合し、鉄板を積んだ4トンユニック車と高所作業車(日比野さんが乗るデッキ型クレーン)の到着を待って、作業スタート。壁面や床面の養生作業などをしていると、日比野さんもまもなく到着されました。
今回のペインティングは絵筆を使うのではなく、コンプレッサーに繋いだエアガンを使用。まさに日比野さんの手となる道具なので念入りに使い方の確認や、ペンキの色味確認など、一つ一つ丁寧にチェック。すると、時間はあっという間に午前11時!
そろそろだな、と思っていたところ、今日の勝負服である<白いつなぎ>姿の日比野さんが登場し、アシスタントの3331澤田、チーム・ヒビノで記録映像を担当している芹澤さんと共にクレーンに乗り込んでいきました。
そして、いよいよペインティングスタート!まずは青いペンキの線があれよあれよと描き込まれてゆきます。
ここで、3331のお隣にある駐車場にも急遽追加で養生をすることとなり、開始5分程で一旦休止。チーム・ヒビノのみなさんにお願いして大急ぎで駐車場に養生シートで屋根を張り、作業が終わったところでクレーンの上にゴーサインを出して、無事再開しました。
今回のエアガンは、業界一位のシェアを誇る、アネスト岩田株式会社様にご協賛をいただいたもので、事前に幕の布地とペンキとの相性をチェックしていただいた上で挑んでいたのですが、とてもスムーズに描く事ができたようで、開始1時間でどんどん巨大幕の白地に、あざやかな色が着色されてゆきました。
時折、画面から離れて、全体を眺める日比野さん。
今日の勝負服、<白いつなぎ>には、展覧会の英語タイトル「WHY DO PEOPLE DRAW PICTURES?」が。
後半の作業も順調にすすみ、足に繋がった目の信号が脳に伝わり、それが手に指令を出しているかのような図が浮かび上がってきました。
この日の3331は、本当にイベントが盛りだくさんで、大勢の方たちがご来館されており、みなさん館内に入る前に、クレーン・ペインティングの様子をじっと見守られておられました。
午後の休憩後は、絵筆が持ち込まれ、ここでも展覧会タイトル「WHY DO PEOPLE DRAW PICTURES?」の文字が書き込まれて行きます。
正面から見たところ。このあと、さらに手を加え、最後にサインをして完成!
終了後のプチインタビューは、デッキの上でおこないました。笑
「このモチーフは以前にもかいたことがあります。午前中に終わりそうだったけれど、途中、やり過ぎてから時間が意外とかかった。絵を描くってそういうものです。暗くなったから終わりします。今日は上から夕焼けがきれいにみえます。」
途中休憩を挟みながらではありましたが、5時間におよぶ格闘の結果がこちら。展覧会会期終了の12月13日(火)まで設置しておりますので、ぜひ皆様展覧会とあわせて3331へお越し下さい!
なお、今週末からは、トークイベントが目白押しです。
詳細は関連イベントのページをご覧下さい。
http://hibino.3331.jp/event.html
ほかにも、明後日新聞の展覧会連動版が3号まで完成しております!
受付にて30円にて販売中!
チーム・ヒビノによるガイドツアーも毎週土日を中心に開催中です!
ガイドをご希望の方は、受付までお申し出いただくか、参加型作品『ハイフン』のあたりにいるスタッフにお声掛け下さい。(教育期間の皆様向け、団体ツアーも承ります!)
最後に、今回のクレーン・ペインティングに物品等のご協賛・ご協力をいただきました、企業の皆様です。本当にありがとうございます!
◎協賛:Google
◎エアガン、コンプレッサー協賛:アネスト岩田株式会社
◎水性ペンキ協賛:東洋インキ製造株式会社
◎幕布:セーレン株式会社
◎クレーン/オペレーション:三和機工株式会社
現在、メインギャラリーでは日比野克彦個展「ひとはなぜ絵を描くのか?」が絶賛開催中です。
今回の日比野さんの個展のために3331ボランティアチーム『チーム・ヒビノ』が結成されて早1ヶ月が過ぎました。
キックオフミーティングの時からチーム・ヒビノのメンバーは、わちゃわちゃと明るく楽しく元気だなーと思ってましたが、
日を重ねる度にみなさんの団結力や明るさ、行動力はより一層強さを増し、常にビックリさせられております。
本日の作業は、来場者にプレゼントでご用意している明後日朝顔の種袋の制作。
丁寧にプリントゴッコを使って種袋に印字してます。
こちらは、会場の一角にある参加型作品「ハイフン」。
日比野さんによる朝顔の種のドローイングをもとに、指定色の毛糸を縫って完成させます。
展覧会が終わるまでにいくつ完成するか楽しみです!
スタッフと何か真剣に話してる。。。?と思いきや、大曽根ちゃんはカメラ目線。w
みなさま、ほんとうにいつも有り難うございます。
そして、会期も折り返し地点となりました。
今週の日曜日には一大イベントのクレーンペインティングが開催され、そのあともどんどこイベントが待っております!
みんなで盛り上がっていきましょーーーー!!!!!!!
イベント参加希望の方はこちらまで
http://hibino.3331.jp/event.html
3331 藤澤香世
専門誌にはできない"アート"のつたえ方
1987年6月に創刊され、来年25周年を迎える『OZ magazine』。
出版業界では「雑誌が売れない」と嘆かれていますが、
順調に販売部数を伸ばしている媒体でもあります。
2008年6月、月刊化にむけてリニューアルをした
『OZ magazine』の第一特集はアートでした。
アート専門誌も販売部数に頭を悩ませるなか、
同号は社内に在庫がなくなるほどの反響を呼び、
現在では年に1回の"アート特集"を楽しみにしている読者も少なくありません。
では、なぜ『OZ magazine』×アートは相性がいいのか?
古川編集長はこう話します。
「『OZ magazine』では"もの"や"場所"を情報として伝えるだけでなく、
そこに潜む"物語"を伝えていきたいと考えているんですね。
そうしたことを知ることは、日常の繰り返しを肯定することでもあると
思うんですよ」
身のまわりにある"もの"を"もの"として捉えるのではなく、
その背景にある"物語を伝えるもの"として捉えることができたら
確かに、私たちのまわりにはワクワクが溢れているように思えます。
「日常を丁寧に」というコンセプトを持った『OZ magazine』。
アートの取り上げ方もやはり独自の手法がありました。
「専門誌があるなかで、アートを取り上げるのは勇気がいりました。
でも、最近のアートを見ていると"拝見するもの"から"体験するもの"に
変化しているように思えたんですよ。
それはつまり、物語を感じられるということ。
作品やアーティストのことを伝えるとともに、
展覧会を支えるボランティアスタッフなどの
"関わっている人たちの想い"も伝えたいんです。
もちろん、情報誌としてスタートした雑誌ですから、
実用性もきちんと兼ね備えていないといけません。
地元のスタッフの方からおいしいご飯屋さんを聞いたり、
おすすめのスポットを教えてもらったり、
この一冊を持ってその場所に行けるようにつくっています」
展覧会やアートイベントを支える人たちの数だけ、
そこには物語があるのです。
それが伝わることで、「このアーティストの作品が見たい!」という目的ではなく
「この物語がある土地に行きたい! 自分で感じたい!」という目的を持って
越後妻有の「大地の芸術祭」や、「瀬戸内国際芸術祭2010」に足を運んだ人も
少なくないはず。
『OZ magazine』は、専門誌にはできない手法で読者にアートへの入り口を
つくることに成功したと言えるのです。
ここでなんと「アート大特集」の8月号が受講者全員に
プレゼントされました!! これにはみなさん感激の様子。
受講生の目がキラキラと輝くなか、講義は続きます。
続いては、サプライズゲストとして
同誌のカバー撮影を3年前からずっと担当している
写真家・川島小鳥さんが登場!
独特のやわらかい口調で、表紙撮影秘話を語っていただきました。
古川編集長もいつも悩んでしまうという、表紙候補になったプリントも
特別に公開していただき、雑誌制作の裏側も垣間見ることができました。
あっという間に、90分が経過し、
いつもはシャイな受講生のみなさんですが
質疑応答でもバンバン質問が飛び交いました。
講義終了後も古川編集長を囲んで
みなさんいろんなお話をされていたようです。
次回の「編集長が語るムーブメントのつくり方 3」は11月20日(土)!
『美術手帖』編集長・岩淵貞哉さんが講師です!!
そして12月3日(金)には『PAPER SKY』編集長であり、
ニーハイメディア・ジャパン代表のルーカス・B・Bさんも
登場です! お楽しみに!
3331 小西七重
2010年11月11日(木)
『編集長が語るムーブメントのつくり方2』
講師:『OZ magazine』編集長・古川誠氏
講義開始時間が当初17:15〜の予定でしたが
19:15〜に変更となりました。
すでにお申し込みいただいた方には
大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、
何卒ご理解のほどお願い申しあげます。
3331 小西
嵐の去った、10月31日(日)に第2回目のかえっこバザールが開催されました!
ご来場頂いたみなさま、ありがとうございました。
まずは、持ってきたおもちゃをかえるポイントにかえるか
3331内各所で子ども向けワークショップに参加してかえるポイントをゲットするのがルール。
そのあとにオークションで大きいおもちゃを落札します。
オークションでは子ども達が大白熱!宍戸さんが持っているガラスの風鈴は思わぬ高ポイントで落札!w
今回目玉の木の楽器おもちゃはこちらのファミリーが落札。かえっこスタッフとみんなでピース♪
かえるスタッフ牧ちゃんも今日のかえっこバザールに大満足の笑顔。みなさま、お疲れさまでした!
3331 藤澤香世
第21回五軒町のファミリー会が開催されました。
21回とは、21年続いているということです。継続は力なりですね。
石田町会長が44歳の青年部の時に始まったそうです。
同じ千代田区でも住人が10世帯くらいの町会もあるそうで
五軒町は、その中で最もビックファミリー。町の結束力を感じます。
3331は、ゼロダテの協力で「秋田のきりたんぽ」を出店しました。
大館市長のご紹介で高級料亭「北秋くらぶ」さんのほんもののきりたんぽは大好評。
比内地鶏だしのスープは、さすがコクと切れのある脂身のうまみは超A級グルメです!
本日の料理長は、目白にある秋田料理「五城目」の関さんです。
プロの仕事には、優しさがあります。違いますね。
ファミリー会といえば、綱引き。今年も道路を通行止めにして行われました。
男女に分かれて、勝負です。
結果は......写真の笑顔が物語っています。
今年は、佐々木遊太さんの本格的紙芝居が登場。
子供の顔がいつになく真剣です。
そして、しめは、ビンゴです!
大人も子供も、「リーチ!」「ビンゴ!」と大はしゃぎです。
3331のデッキの使い方が理想的。
じっくりと何年も前から改修計画が考えられ、毎日水を芝生にやって完成した練成公園。
今後も、開かれた公園として使われていくことを願っています。
この後、町会員のためのファミリー会(二次会)が開かれ、
さらにこの日2回目のビンゴゲームで大盛り上がりでした。
私のビンゴの商品は、シクラメンの花でした。
しかし準備、片付けの段取りの良さは、いつもながら感心します。おつかれさまでした。
来年のきりたんぽは、1年間修行して自分で作れるようになりたいですね。
3331 中村政人
10月末発行した『metro min.』は3331 Arts Chiyodaが表紙です!
みなさま、もうご覧頂いてますか?
駅ではすぐになくなってしまうと評判のフリーペーパー「metro min.」
現在、3331 Arts Chiyoda、またはCETエリアにて手に入れることができます!
http://www.centraleasttokyo.com/10/
そして、テレビ東京のニュース番組「ワールド・ビジネス・サテライト」の特集「よみがえる廃校」で3331 Arts Chiyodaの取材映像が放映されました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/highlight/img20101028_wb_o1.html
30日(土)よりスタートしました日比野克彦さんも出演されてます!
まだ、会期前の展示準備の映像が見れます。
3331スタッフの大曽根さんと長内さんの姿もちらり★と。
日比野克彦個展「ひとはなぜ絵を描くのか?」開催中です。
是非、映像を観たあとには実際に3331に来てみてください。
お待ちしております。
3331 藤澤香世
Insideout Projectからのお知らせです。
Insideout Projectは、「東京 - 地域」といった双方の関係を逆転して考えることで、
双方向の交流を生み出し、新たなコミュニティやネットワークをつくることを目的に活動しています。
そこで、全国の地域とネットワーキングする前に、まず地元を知らなくては!ということで、
3331界隈を楽しみつくす地図、『IO -TEN-』を創刊しました!
創刊を記念してマップ掲載エリアのツアーを行います。
題して「Insideout/ 3331からまちあるきツアー」!
3331から歩いて行ける神田明神や湯島聖堂などを、IO制作スタッフがガイドし、
地図には載せきれなかった外神田の知られざる魅力をお伝えするツアーです。
地図作りのために街にでるまで、私たちもこの地域の魅力をわかっていませんでした。
スタッフ10数名で3331界隈を歩き回り、
街の方、お店の方とお話をしたり、気になるモニュメントの歴史を調べたりして、
どんどん面白さを発見していきました。
その楽しさや喜びを一緒に体験しませんか?
秋の外神田を楽しみましょう♪
どうぞお気軽にご参加くださいませ。ご応募お待ちしております。
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「Insideout/ 3331からまちあるきツアー」
開催日:11月3日(水・祝)*雨天決行
時間:13:00~16:00
参加費:初回につき無料(どなたでもご参加いただけます)
集合場所:Insideout/Tokyo Project Room(3331 Arts Chiyoda 1Fラウンジ)
http://www.3331.jp/access/
定員:15名(当日申し込み可、なるべく事前にお申し込みをお願いいたします)
※参加者多数の場合、先着順とさせていただきます。
お申し込み:下記ページよりお申込み下さい。
「3331からあるいていこう」
http://www.kanko-chiyoda.jp/tabid/2109/Default.aspx
お問い合わせ:insideout[a]3331.jp(担当:インサイドアウト・プロジェクト 友川・胡舟)