みなさま こんにちは。
まもなく4月。
新しい年度の始まりですね。
社会人になってからは「年度」を当たり前のように認識していますが、アメリカでは10月、ヨーロッパでは1月からと国によって「年度」はそれぞれ。四季のはっきりしている日本では、暖かくなって活動的になってくる4月は、始まりにぴったり。
さて、3331Arts Chiyoda も新しい「年度」のはじまりにあたり、新しいスタッフを募集いたします。
職種は「広報」と「コーディネーター」。
「広報」は、3331の活動やここで行われるさまざまなアートな活動を発信し、よりたくさんの人と3331をつないでいく仕事です。3331やイベントの魅力を言葉や文章にしていくことはもちろん、企画の段階からプロジェクトを把握し全体をみて業務を進めていきます。
「コーディネーター」は3331で企画する展覧会やイベントをかたちにしていく仕事ですが、サポートスタッフさんや地域の方たちとの交流もあり、人の輪が自然と広がってく仕事です。
「広報」も「コーディネーター」も行動力に自信のある方にはとてもやりがいのある仕事ですが、どちらもこれといった教科書はありません。
わからないことがあれば、自分で調べて、誰かに聞いて、実践していくことが求められますが、それがあなたの力になっていく仕事でもあります。
とはいえ、3331のスタッフは、そんな経験をしてきたメンバーばかりです。
わからないことは何でも頼って、一緒に3331を運営し、よりたくさんの人たちが集い楽しめる企画をかたちにして行きましょう。
3331新規スタッフ募集情報はこちら↓
http://www.3331.jp/news/201603/003309.html
そして、3331新規スタッフ他、関連団体のコマンドNでも新プロジェクトのためにスタッフ募集中です。3331とコマンドNはお互いの得意分野を活かしながら、時には一緒に活動しています。
街づくりに興味のある方はこちらもご覧ください。
コマンドN新規スタッフ募集情報はこちら↓
http://www.3331.jp/news/201603/003312.html
3331Arts Chiyoda
伊多波
5年前の3月11日。
あなたはどんな一日だったのか、覚えていますか?
2011年3月11日14時46分18秒。
宮城県牡鹿半島の東南東沖130km、仙台市の東方沖70kmの太平洋の海底を震源とする東北地方太平洋沖地震が発生しました。「東日本大震災」です。
最大震度は宮城県栗原市で観測された震度7。
宮城・福島・茨城・栃木の4県36市町村と仙台市内の1区で震度6強を観測し、大津波が東北太平洋岸沿いの街を飲み込みました。
遠く離れた関東でも、交通機関の麻痺や、福島原発被災から端を発する放射能問題や電力使用制限など、かつてない非常事態下の生活が続きました。
あの日から、5年。
関東では、震災前と変わらない日常が戻ってはいますが、はたしてそうでしょうか?
わわプロジェクトは、映画という作品を通じて「3.11」を考え、さまざまなアクションに繋がる場所をつくるために映画祭を開催し続けています。
今年で3回目を迎える「3.11映画祭」が、明日11日から始まります。
メイン会場の3331では、16作品を上映します。
ドキュメンタリー作品も多く、被災地と3.11後の「日本の今」を映し出しています。
あの日を忘れない。あの日から始まった様々な問題から目を背けない。
映画を見て、制作者のトークを聞いて、5年目の3月11日を一緒に考えてみませんか?
家族の3.11、漁師の3.11、高校生の3.11。いろいろな人たちの視点から3.11の「今」が見えてきます
3331
伊多波