3331が隔月で発行しているフリーマガジン『3331 TRANS ARTS』。
できたてホヤホヤのvol.02が配布中です!
今号の特集は
"もうひとつの東京
外神田・秋葉原・湯島の新しい歩き方"。
3331がある周辺の街にスポットを当て、
独自の視点で街の魅力を掘り起こした特集号です。
3331をそのまま誌面に詰め込んだような館内紹介「3331の日常」、
先日開催した「3331周辺スキマ探訪ツアー」をもとに
秋葉原の知られざる"スキマ"スポットを詰め込んだ
「3331的 街の"スキマ"探訪ツアー」、
中村政人、伊藤ガビン、エキソニモ、もふくちゃんらによる
アキバコラム「みんなのアキバ」など、
この1冊で3331はもちろん、
周辺の街歩きも満喫できるコンテンツが盛りだくさんです!
また、vol.01で掲載していた"復興のリーダーたち"の情報も
連載「WAWA Letter」で毎号掲載していきます。
3331では、12月3日(土)から
『ポコラート全国公募展 vol.2』もスタート。
あの熱気とパワーに圧倒される展覧会が、いよいよ始まります。
『3331 TRANS ARTS vol.02』では応募作品1267点から今回展示される
237点を選出した審査員による対談も掲載しています。
『ポコラート全国公募展 vol.2』にお越しの際は、
ぜひ受付で『3331 TRANS ARTS vol.02』をお持ち帰りください。
そして、帰りにぶらりと散策をお楽しみください。
<『3331 TRANS ARTS vol.2』>
特集 もうひとつの東京 外神田・秋葉原・湯島の新しい歩き方
ーー3331の日常
ーー3331的 街の"スキマ"探訪ツアー
ーーみんなのアキバ
ーーMAP AROUND 3331
ART WORKS 金村 修
WAWA Letter ー被災地の"今"ー
ーーお囃子と熱気で埋め尽くされた境内
山田八幡宮・大杉神社『復興祈願例大祭』
ーー仮設住宅が建てられなかった集落
浜の仲間たちが戻れる場所を
ポコラート全国公募展 vol.2 審査員対談
大木裕之(アーティスト、映像作家、現代美術家)
×
椿 昇(現代美術家、京都造形芸術大学美術工芸学科長)
×
保坂健次朗(東京国立近代美術館研究員)
×
中村政人(アーティスト、東京藝術大学准教授、3331 Arts Chiyoda統括ディレクター)
ARTS CRITIQUE 韓国パブリックアートの脈略
文:ユ・ジンサン(評論家、桂園造形芸術大学視覚芸術科教授)
3331 小西
ウッドデッキから入ったコミュニティスペースの奥で、今年もDoodle 4 Google の展示が始まりました。
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Doodle 4 Google (ドゥードゥル フォー グーグル)とは、Google が主催する、小中高生を対象としたデザインコンテストです。今回のコンテストのテーマは、「将来やってみたいこと」。 今回のコンテストでは、全国から約 10 万点を超える作品を応募いただきました。
http://www.google.co.jp/doodle4google/
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この白い展示壁の作成と、作品の展示作業も3331の施工チームの仕事です。作品をきれいに見せられるように試行錯誤しながら展示をしていきます。
作品の高さは誰もが見やすい高さになっているか、壁と壁との間は歩きやすい距離になっているか...。
解説のパネルは見やすい場所につけられているか...。などなど考える事はたくさんあります。
そして、10万点を超える作品の中からグランプリに選ばれたのがこちら。
床井海心さんの「おかあさん」
11月28日には、なんとGoogleのTOP画面に掲載されていました。小学校1年生とは思えない発想と描写力に脱帽です。
Doodle 4 Google 2011は12月25日まで無料でご覧いただけます。
グランプリ以外の作品も、たくさんの作品から選ばれただけあってどれもすばらしいものばかりです。みなさま、ぜひ足をお運びください。
3331澤田
いよいよ今週末までとなりました、藤原新也さんの写真展。
皆様ご覧いただけたでしょうか?
連日たくさんの方がいらっしゃり、大好評です。
週刊プレイボーイでの連載や、新刊の『書行無常』ですでに目にしている方もいらっしゃると思いますが、
実際にこの巨大な写真、書を目の前にすると、まさに圧巻です。
筆使いや精密なプリントだけでなくわたしたちに今実感するメッセージを開示してくれます。
会場受付では写真集『書行無常』好評販売中です。
藤原さんご本人が会場にいらっしゃるときはサインをいただけることも!
ポスター、ポストカードも是非チェックしてください。
年末のお忙しい時期かと思いますが、そんな時こそ時間を忘れてじっくりご鑑賞いただきたい展示です。
最終日の11月27日(日)は、トークイベントの変更、及び閉場時間が異なります。
公式HPでご確認の上、お間違いのないようお越しください。お待ちしております!
「写真・言葉・書で時代を飾る 藤原新也の現在 書行無常展」
公式HP: http://www.fujiwarashinya.com/shogyomujo/
3331サカタ
3331では、9月10月に行っていた写真洗浄ボランティアを、再び11月に入り1週間開催しました。
写真洗浄の経験者の方から初めての方まで多くの方々にご参加いただきました。
一枚でも多くの写真を持ち主に戻すことを願って作業をされていた3331のB104号室の場の空気は、参加者皆さんの気持ちと行動によって、熱のこもった場を生み出していました。
写真洗浄が開催されていたB104号室も、2011年11月20日(日)が最終日となり、洗浄のための道具が片付けられました。
写真洗浄の道具がなくなるとB104号室は、いつもの部屋に戻りました。
写真洗浄の準備をしていた際の写真と比べると、余計に部屋が広く感じます。
https://blog.3331.jp/staff/201111/001294.html
皆さんの手により洗浄された写真を詰めた段ボールが発送をまっています。
またアルバムを作り発送準備を行うものもあります。
今回11月の写真洗浄ボランティアにご参加された皆様、誠にありがとうございました。
また、ボランティアの中でリーダーやご指導にあたっていただいた皆様には、ご協力いただき3331スタッフ一同感謝しております。
皆様の手によって洗浄された写真が、持ち主の手に戻ることを祈ります。
3331佐々木
最近、日が落ちると寒さを感じる日が増えました。
夜、練成公園から見た3331にも、冬への衣替えを感じさせるものに目がとまります。
3331のウッドデッキから屋上にのびる何本ものロープ。
こちらは、日比野克彦氏による明後日朝顔プロジェクトで朝顔を巻き付けるためのもの。
夏の間、3331のウッドデッキで花を咲かせていた朝顔がいま種になっています。
その種を収穫する収穫祭は、2011年11月17日(木)に実施しますので、ご興味ある方はご参加ください。
お申し込みは、こちら>>>http://www.3331.jp/schedule/001269.html
昨年同様に、収穫祭が過ぎると朝顔のために取り付けていたロープを取り外し。
そして3331は、暖かい季節の顔から、冬の顔になります。
またウッドデッキ階段下の両側にも冬支度の飾り付け。
こちらについては、また後日。
3331佐々木
アーツ千代田3331は、1日を通して様々な方が出入りする施設です。
中でもお昼に当たる12~13時前後は、最もお客様が多い時間帯の一つ。
そんな3331のお昼頃の様子を少し覗いてみましょう。
すぐ外の練成公園や入口付近の大階段には、休憩中の方々の姿が見られます。
少しずつ冷え込んできたとはいえ、日中はまだあたたか。外の風に当たりながらのおしゃべりや食事は、気持ちよさそうですね。
1F入口入ってすぐのテーブルやカフェには、昼食中のお客様がいらっしゃいます。
こちらが「Food Lab 3331」(カフェ&レストラン)です。毎日異なるメニューが楽しめる日替わりランチ、今日は何でしょうか? カフェ入口の黒板でご確認頂けます。
■カフェ&レストラン Food Lab 3331
営業時間:11:30-21:00(火曜定休)
http://www.3331.jp/floor/191.html
写真手前の長方形のテーブルは「コミュニティスペース」。
3331にいらっしゃった方なら、どなたでも自由にお使い頂ける場所です。
打合せやちょっとした休憩はもちろん、持込での飲食も可能。手作りのお弁当や、お店で買ってきたパンで昼食を、なんてこともOKなんです。
都内の屋内で無料の休憩所なんて、意外と貴重かもしれません。
付近にお住まいの方、また、3331内のギャラリーをお訪ねの方、いらした際は、ぜひこれらのスペースをご利用下さい。
昼食後にはギャラリー探訪がおすすめ!
下記URLで現在3331内で行われている展示一覧がご覧頂けます。
展示によって主催団体やご覧頂ける日時が異なりますので、お間違いのないようご確認ください。皆様のご来場をお待ちしています!
3331 吉宮
露の玉が芽キャベツの葉にすべりおちていた朝の菜園。
土曜に行われた活動日では、冬野菜の収穫が始まりました。
こちらはこの季節の醍醐味、朝取りダイコン!
日に日に寒くなっていきますが、野菜の中には白菜のように霜や冷たい風に耐えることで美味しく育つものあります。
冬野菜にとっては、本格的な冬が訪れるのもまた一つの楽しみかもしれませんね。
3331よねくぼ
9月・10月の間、富士フィルム株式会社が行う「写真救済プロジェクト」を
3331の体育館や教室を利用して開催しました。
このプロジェクトは、東日本大震災で被害を受けた写真プリント・アルバムを洗浄し、
新しいアルバムに入れて被災地にお返しし、持ち主を探す活動を支援するものです。
先月で作業は一旦休止していたのですが、11月14日(月)から11月20日(日)まで、
写真洗浄ボランティアを再開します。
当日に備えて、必要な道具の確認など準備を行いました。
壁には、富士フィルムさん作成による「写真の基本構造」「洗浄の手順」などの説明書を貼ります。
作業前に写真の基本構造を知ることで、洗浄する際のポイントがよりわかりやすくなります。
写真洗浄の大まかな手順は、まずアルバムから写真を取り出し、
刷毛等を使って泥を表面から取り除くところから。
水洗いをしたら表面が流れてしまいそうな写真はあらかじめ写真を撮影し、印刷しておきます。
アルバムから出し、はけで泥を取り除き、
表面が流れてしまいそうな写真をデジカメで記録した後は、「洗浄、すすぎ、乾燥」の3段階です。
下の写真は左奥から洗浄、すすぎ、すすぎ(2度目)に使用するコンテナです。
机の上で水分を拭き取り、ほぼ乾燥した写真は、1枚ずつ順番にネットに 干していきます。
(写真はネットが丸まった状態ですが、実際は支柱を使って吊るします)
乾燥した写真は新しいアルバムに入れ直します。
これで持ち主の元へ帰る準備が完了。
この後、富士フィルムさんによって陸前高田、女川、閖上など各地に写真は戻っていきます。
9月、10月の洗浄活動の際にも大変多くのボランティアの方にご参加頂きました。
さまざまな写真を手に取る中で、記憶の中だけでは忘れてしまいそうな想い出や
瞬間を残せる写真の大切さや、時には重要なよりどころとなる事を改めて感じます。
現在のところ、今回の洗浄ボランティアはいくつかの回を除いてまだご参加頂けます。
これまでなかなか機会がなかったという初めての方も、是非ご参加下さい。
被災地写真洗浄ボランティア
http://www.3331.jp/schedule/001286.html
当施設の入り口、1Fウッドデッキには、3331 のコミッションアーティスト日比野克彦氏による「明後日朝顔プロジェクト」の朝顔たちが並んでいます。
● 明後日朝顔プロジェクトとは? → http://www.asatte.jp/asatteasagaoproject/
そのなかに「宇宙朝顔」が並んでいることはご存知でしたか?
「宇宙朝顔」とは、宇宙飛行士の山崎直子さんと一緒に宇宙を旅した明後日朝顔の種で、昨年3331にやってきました。今年は2代目にあたります。
いまにも飛び出しそうな種!
収穫祭の前にこぼれ落ちた種は、ほかの朝顔とは別に保管されています。
来年はどのような明後日朝顔が花開くか、今から楽しみですね。
11月17日(日)に、宇宙朝顔にも会える朝顔の種の"収穫祭"を開催します。
どなたでも参加できますので、奮ってご参加ください!
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<明後日朝顔プロジェクト2011千代田 収穫祭>
日程:2011年11月17日(日)
時間:9時~15時(終了予定)
料金:無料
会場:1Fウッドデッキ
備考:要申込
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★申込方法等の詳細については下記URLをご覧ください。
http://www.3331.jp/schedule/001269.html
3331小林
11月5日(土)より1Fのメインギャラリーで藤原新也さんの写真展が始まりました。
エントランスを入ると早速見える大迫力の展示バナーが。
今回の展示では1Fのメインギャラリーをフルに使い、2010〜11年の日本、中国、インドなど6つのステージに別れ、巨大な写真プリントと書で主に構成されています。写真は最大のもので6×3mもあり、その大きさと精巧なプリント、力強い書で、迫力の空間となっております。
世界中を放浪し、様々な「生と死」を見てきた藤原さんが発する願いや祈り、励まし、笑いなどのメッセージが肌に伝わってくる、そんな空間です。
ギャラリーの一角では、藤原さんの作品が掲載されたアーカイブをご覧頂ける場所もあります。
また会期中、毎週日曜にはトークイベント&サイン会を開催し、ゲストをお招きして毎回異なったテーマで対話式に行われます。
※イベント詳細は公式サイトをご覧下さい。http://www.fujiwarashinya.com/shogyomujo
他にも、会場入り口ではA1サイズのポスター2種類と写真集も販売しております。ポスターは藤原さんのサイン入りで各200部、限定発売です!
こちらの収益の一部は藤原さんご自身が支援する震災•原発被被災チャリティープロジェクトに寄付されるそうです。
内容盛り沢山の「藤原新也の現在 書行無常展」は今月27日(日)までの無休で開催されますので、皆様どうぞこの機会に足をお運び下さい!
3331まつざき
以前、こちらのブログでご紹介した岩崎貴宏さん。
https://blog.3331.jp/staff/201110/001262.html
2日間に渡る公開制作を経て、作品のインストールが完了しました。
岩崎さんの作品は1階喫煙室とカフェの間、およびカフェ内の喫煙室側にあるガラスに囲われた空間、
通称「アートダクト」で、今後一年間に渡ってご覧いただけます。
作品タイトルは「アウト・オブ・ディスオーダー(白い山脈)」。
様々な生地を使って作られた本作は、まさに「白い山脈」を思い起こさせるインスタレーションです。
よく目を凝らしてご覧いただくと、小さな小さな鉄塔を見つけることができます。
これらのオブジェは、鉄塔の建っている生地をほどいた糸から作られているそうです。
カフェで、喫煙室で休憩をとりながらご覧いただくことができます。
たとえ忙しいお仕事の合間でも作品鑑賞ができる3331 (!)に、ぜひ足をお運びください。
3331 おおぞね
10月23日、韓国・光州で行なわれた「光州デザインビエンナーレ」が会期を終え、閉幕致しました。
会場は最終日ということもあり大盛況です!
わわプロジェクトは、「3331 Arts Chiyoda / わわプロジェクト」として、
被災地の「復興のリーダー達」を紹介する映像インスタレーション、MMIX LABが収集した被災した公共物の展示、
ハイビジョンの4面マルチスクリーンのスライドショー展示を行いました。
英語と韓国語に翻訳し、現地の方々をはじめ、世界中から集まったお客様に、
大手メディアを通しては見ることの出来ない、リアルな現状をお伝えできた様に思います。
3331が発刊したフリーペーパー「TRANS ARTS」は日英韓中に翻訳されています。
なんと、韓国で用意した約1万部がすべてなくなる程の大盛況。
最終日の夕方には残念ながらTRANS ARTSはなくなってしまいましたが、
多くの方々に見て頂けたことを嬉しく思います。
会期が終わると、あっという間に撤収完了です。
わわプロジェクトの展覧会、アジアをはじめとして世界巡回を予定しています。
次はどの都市で開催するか。
またブログでもお知らせ致します。
わわプロジェクト
http://wawa.or.jp/
3331あざみ
今週、3331 Galleryでは北アイルランド出身の作家キーフ・ウィンターの個展
「あなたの場所は私のもの」が始まりました。
ギャラリーの真ん中に突如現れ、空間を二つに分断する巨大な壁。
これは一体何なのでしょう?
展示タイトルの原題「I'm Squatting in your Condo」
これを直訳すると「私はあなたの家を不法占拠しています」という意味になります。
「あなた」と「わたし」、「パブリック」と「プライベート」。
その境界線は実はとてもあいまいで、可変的なものなのかもしれない・・・
そんな事を考えながら、「作品」という私的な建造物の中へ侵入します。
更に奥に進むと、その向こう側には、表とは対照的なダークな空間が広がります。
3331 Galleryでこれほど大きなインスタレーション作品を展示することは
始めてかもしれません。最初は「ここ入っていいの?」と思うかもしれませんが、
みなさまも是非侵入してみてください。
展示は11月11日(金)まで。18時半からはアーティストトークも開催します!
http://www.3331.jp/schedule/001245.html
今回の制作過程でつくったフォトジャーナルも発売中です!
I'm Squatting in your Condo - Keef Winter 500円
3331高橋