プロダクトデザイン、ファッション&カルチャーにまつわる
講義を開催してきた1月のARTS FIELD TOKYOですが
31日(木)はアジアのアートシーンに迫るレクチャーを開催します。
講師をつとめていただくのは、
『アフター・ザ・リアリティ―〈9.11〉以降のアート』(2008年)、
『現代アート事典』(共著、2009年)など数々の著書でも知られる
美術評論家・市原研太郎氏。
市原氏には昨年、ヨーロッパで開催された国際展を通して
世界のアートシーンを考察するレクチャーを行っていただきました。
今回は2012年後半アジアで開催されたビエンナーレ(光州、釜山、台北、上海)から
釜山と台北にフォーカスをあててお話いただきます。
今、大きな変動期を迎えているアートシーンにおいて
現代に切り込む包括的なテーマと、それを具現化する作品の選択が
国際展の肝といえます。
言い換えれば、国際展でどんなテーマが扱われ、
どのような作品が提示されるかと見れば
現在のアートシーンのみならず、社会で今何が起こっているのかを
掴むことができるのです。
また、今回のレクチャーではアジアの国際展をふりかえりつつ
2012年10月〜11月に旧電機大学にて開催された
『TRANS ARTS TOKYO』にも言及。
ヨーロッパ、アジアの動向が、日本ではどのように出現しているのか
考察します。
日本だけでなく、海外を含めたアートシーンで
今何が起こっているのか?
アートの"今"を知る貴重なレクチャーです。
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2013年1月31日(木)19:00-21:00
『2012年後半アジアで開催された大規模国際展を通して、アートの現在と未来を考える』
講師:市原研太郎(美術評論家)
→コチラの申込フォームよりご予約ください。
早朝05:46、神戸・三宮にある東遊園地では
「阪神淡路大震災1・17のつどい」が行われました。
阪神・淡路大震災から18年が経過し、
神戸市では震災を知らない市民が人口の4割を超えたといいます。
その一方で、2011年3月11日の東日本大震災を受けて
阪神・淡路大震災の経験に学ぶ機運が高まっています。
東日本大震災を機に立ち上がった「わわプロジェクト」は
被災地で活動している人たちと支援する人たちをつなぎ、
サポートすることを目的に活動を続けています。
その「わわプロジェクト」が本日より
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)にて
『東日本大震災復興支援「つくることが生きること」神戸展』を
開催しています。
東日本大震災から今年の3月11日で3年になりますが、
復興活動は終わっていません。
神戸もまた、現在も目に見えぬかたちで震災の影響を
受けているところもあります。
そして将来発生が懸念されている関東、南海の地震......。
この"終わらない震災"に向けて、
私たちは何を見つめ、何を問うのでしょうか?
会場にある巨大なスクリーンに映し出されるのは
阪神・淡路大震災直後の神戸を撮影した写真家・宮本隆司氏の写真
「Kobe 1995 After the Earthquake」と、
東日本大震災前後を撮影した写真家・畠山直哉氏の写真
「気仙川/陸前高田」。
このスケールで展示される機会は、神戸展だけになるかと
思いますのでぜひ体感していただきたいと思います。
東日本大震災と大津波によって失われた街や村を
1/500の縮尺の模型で復元し、環境や記憶を保存・継承していくことを
目指す「失われた街」模型復元プロジェクト。
2011年7月より取り組んでいるワークショップでは、
復元された真っ白な模型に色を塗ったり、樹木を植えたりして「街」に変え、
参加者で制作した「街」を囲んで話し合います。
1月27日(日)は、神戸の街を題材にワークショップが行われます。
ほかにも、2011年7月より現在も取材を継続している
復興活動に力を注ぐ人々のインタビュー映像や、
阪神・淡路大震災に対する17年間の支援プロジェクトを
アート・デザイン・建築の分野別に時間軸におとしこんだ
「阪神・淡路大震災+クリエイティブ タイムライン マッピング プロジェクト」など、
"神戸から見た東北・東北から見た神戸"を
考える展示となっています。
また、3.11後に復興支援を目的につくられたプロダクトを販売する
「わわや」も会場にオープンする他、岩手県大船渡市で定期開催されている
「やっぺし祭り」も神戸にやってきます。
展示やイベントを通して、個々の持つ"記憶"や"場"を共有しながら、
本展が未来を考えていくきっかけとなることを願います。
ぜひ会場に足をお運びください。
【東日本大震災復興支援「つくることが生きること」神戸展】
2013年1月17日(木) ~ 27日(日)(10日間) 11:00〜19:00
会場/デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO) 神戸市中央区小野浜町1-4
休館日/月曜日 参加料/無料
本日の東京は大雪... そんな悪天候にも関わらず、本日開催したポコラート全国公募展 vol.3 の審査員によるトーク「福祉×表現×美術×魂」には、100名近くのお客様にお越しいただきました。お足もとのすぐれない中ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
トークショーの中で、今回の公募展における審査員賞、オーディエンス賞を発表いたしましたので、改めましてここに掲載させていただきます。
<ポコラート全国公募展 vol.3 受賞作品>
ロジャー・マクドナルド 賞:Laximi Das Madhaya「水の音」
受賞されたみなさま、おめでとうございます。受賞作品の近くには、赤いお花を添えております。
ポコラート全国公募展 vol.3 は、いよいよ今週末【1/20(日)19:00】まで。(最終入場は18:30までとなります)
ぜひ、ご来場ください。
美術史からアート作文、マネジメントまで
各業界の第一線で活躍する方を講師にお招きする
ARTS FIELD TOKYOのレクチャー。
今日は、株式会社100percent 代表取締役・坪井信邦氏による
『「100percent」のプロダクトが生まれるまで 〜その制作プロセスの裏側を語る〜』をご紹介します。
普通のグラスかと思いきや、グラスについた水滴が
桜模様になってテーブルに花を咲かせる「SAKURASAKU」をはじめ
思わずニヤリとしてしまうプロダクトを生み出している100percent。
社名の通り、企画・デザイン・ものづくり・営業までを100%自社で行っています。
商品もさることながら、一体どのようなプロセスで
アイデアから販売までが行われているのでしょうか?
せっかくものをつくるなら、人が驚くものや、大切にされるものをつくりたい。
いいものをより多くの人に届ける方法を探したい。
そんな、ものづくりに携わる方や興味のある方にぜひ参加していただきたい講義です。
1月18日(金)19:00〜21:00
『「100percent」のプロダクトが生まれるまで 〜その制作プロセスの裏側を語る〜』
→コチラよりお申込ください。
受講料:2,000円(学生証の提示で1,000円になります)
会場:3331 Arts Chiyoda
新年あけましておめでとうございます。
昨年も多くの皆様にご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年もスタッフ一同、3331にお越しいただいた皆様にご満足いただけるよう心がける所存です。
これまで同様のご愛顧を賜りますよう、何卒お願い申し上げます。
仕事始めの本日1月4日は、スタッフ総出で3331 近くの神田明神へ初詣に行ってまいりました!
今年はここ神田の街で「神田祭」が行われる大切な年。
江戸三大祭のひとつでもある「神田祭」を行うこの地域で活動する我々3331 スタッフも、
全力投球でお祭り成功に尽力させていただきます。
初詣のあとは3331に戻り、新年の抱負を話しながら神田志乃多寿司のお寿司弁当をいただきました。
抱負はそれぞれですが、その想いが実るよう、一人ひとり努力してまいります。
2013年6月で3周年を迎える3331、今年も動き出しました。「ポコラート全国公募展 vol.3」は、引き続き1月20日(日)まで開催中!続いて、1月26日(土)からは若手作家のグループ展「3331アンデパンダン・スカラシップ展 vol.3」もはじまります。こちらの詳細も近日中にお知らせいたします!
また、3331の協力事業として1月17日(木)より神戸市にて、「東日本大震災復興支援『つくることが生きること』神戸展」のスタートも控えています。この展覧会は3月に3331でも東京展を開催予定ですが、神戸近郊にお住まいの方、神戸に行かれる予定のある方、もちろんそうでない方も、ぜひぜひ足をお運びください。
2月以降もいろいろな企画を準備しております。
本年も多くの皆様のご来場を、心よりお待ちしております。
3331 スタッフ一同