こんにちは、3331スタッフの宍戸です。
3331の体育館で密かに始まった、ちょっと変わった「ヨガ」の教室をレポートします。
ヨガカフェって知っていますか?
沖ヨガのインストラクターめぐみさんが取り組んでいるヨガ教室のこと。
けっしてお茶を飲む事で「カフェ」じゃないのですが、
お茶もでます。
ヨガの終わりに、とっても美味しいノンカフェインのハーブティーです。
*12月はジンジャーティー、1月はエルダーフラワー&カモミールティー
ヨガだから、こんな事や
(中央が指導中のめぐみさん)
こんな事もします。
会場は、3331の2階にある体育館。
(オフィシャルには、3331ホールと呼びます)
3331ホール(体育館)は、夕方平日は区民スポーツ利用の方々が通ってきますが、
日中は「うん」とも「すん」とも言わない静寂の空間。
ずっと、誰か何か出来ないかなぁ、と考えていたんです。
こんな実験的な試みに、手を上げてくれたのが、この「ヨガカフェ」。
「セルフフットマッサージ&からだポカポカヨガ」の回は、お子さま連れの方が多く、
可愛い赤ちゃんの表情に会場の雰囲気がやわらいだり、賑やかでした。
(定員は10名の少人数制で、細やかな指導があります)
もうお気づきかも知れませんが、このヨガカフェはお子さん同伴でも参加出来るヨガ教室。
もちろんまだ出産前の女性、子育てを終えた女性も参加出来ます。
(お母さんたちに、授乳やおむつ替えをゆったりとしていただくために、
男性のご参加は遠慮しています。ごめんなさい。)
そして、ヨガカフェの一番の特徴は、手仕事が隔回で盛り込まれる事。
初回はミツロウろうそくを作りました。
出来上がりにバリエーションが出るように、
カラフルなミツロウろうそくの中からお好みの色味を加えてみたり。
自分の手の温もり、体温で柔らかくしながら、蜜蝋の香を味わいながら。
個性溢れる形が、皆さんの手のぬくもりから生まれました。
次回の手仕事は、米ぬかカイロを作るそうです。
電子レンジで温めると、しっとりとした湿気と温もりがつたわってくる優しいカイロ。
やんわりと香る米ぬかの匂いも、自分の手で縫い合わせたカバーも、
既製品とは違う身近な温もりに感じさせてくれます。
*プチ告知
次回は2月14日/火、その次は3月27日/火。予約は先着順!
予約希望はこちらまで→yogacafe3331@mail.goo.ne.jp
次回「米ぬかカイロを作る&からだポカポカヨガ」の詳細は、
YOGA CAFEブログ
http://meg3yoga.seesaa.net/article/247024995.html
自然環境の変化、子育て、日々の生活。
誰もが抱える体験や考える事を、言葉だけでなく体をほぐす事を通じて、
思考と体の変化の訪れを試みているのかも知れません。
肩肘など張らずに、ゆっくりとほぐす術を伝える「ヨガカフェ」。
子どもも大人も、ほかほか気持ちよくなって帰れます。
貴重な機会、凄くお薦めです。
是非参加してみてください!
3331プログラムマネージメントディレクター 宍戸遊美
1月24日の3331は、一面の雪景色!
昨晩降り積もった雪が、練成公園を銀白に輝かせています。
朝一番の3331スタッフの仕事は雪かき。
3331は敷地が広いので、なかなか雪かきも大変。
カチカチに固まった雪はまるで氷のようです。
オーストラリアから滞在中のアーティスト、ビアンカのお子様達は雪を見て大はしゃぎ!
オーストラリアでは雪は降るのでしょうか?
3331に面している練成公園は、四季折々で様々な表情を見せます。
まさに都会の中のオアシスですね。
3331 あざみ
2012年1月20日(金)から22日(日)まで昨年多摩美術大学で行なわれましたTama Art Competitionの 3331賞を受賞した
平山みな美さんと松田マイケ直穂さんのお二人の展示が1Fコミュニティスペースで行なわれておりました。
Break Timeという展示となっておりその名の通り『休憩時間』をテーマにした展示でした。
机の上には休憩時間についての資料が置かれておりました。
お越しになった皆様は興味深そうに資料を見たり、吹き出しを使って写真を撮られたりしてました。
机の上に置かれている資料には、世界の休憩時間の違いが書かれていたり、平山さんと松山さんがアンケートをした、休憩時間の過ごし方などが書かれていました。
個人的には、アンケート結果の休憩時間の過ごし方1位がiphoneをいじるというのが印象的でした。
お二人の受賞作品はこちらのリンクよりご覧になれます。ご興味ある方は是非ご覧下さい。
http://www.geisai-tamabi.info/tamacom2011/
3331都倉
2012年最初の3331 主催展覧会が1月7日(土)よりオープンしました!
「3331 アンデパンダン・スカラシップ展 vol.2」、たくさんのメディアにもご紹介いただいております。
WEBでご覧いただける記事をひとつご紹介いたします。
● 1月12日(木)付 ジャパンタイムズ オンライン版
http://www.japantimes.co.jp/text/fa20120112a2.html
本展は、昨年9月に開催した千代田芸術祭2011 展示部門「3331 アンデパンダン」に出品された作品の中から
3331 統括ディレクターおよびゲスト審査員による選出、ご来場のみなさまによる投票第一位で選出された作家8組による展覧会です。
選出から約3ヶ月という短時間の中、各作家たちが新作を展開してくれました。
未来のアートシーンを担う作家たちの「いま」を、ぜひ会場でご覧ください。
展覧会は入場無料、1月29日(日)までの火曜日をのぞく12:00〜19:00でオープンしています。
3331 おおぞね
吐く息も白くなるような寒さの朝を迎えた2012年1月15日(日)、3331屋上オーガニック菜園の一年間のクライマックス、冬の収穫祭を開催致しました。
今回の収穫祭のタイトルは「冬の収穫祭 みんなで野菜を楽しく食べたら春隣(はるとなり)!」。
「春隣(はるとなり)」は冬の季語のひとつで、春がすぐそこまで来ていることを表します。
皆様それぞれに1年間の野菜の実りに思いをはせていただきながら、おいしく・楽しく冬野菜を食べて、もうすぐやって来る種まきの春を待つ。
そんな思いを込めたタイトルです。
当日は寒い中ではありましたが、朝早くからたくさんの皆様にお越しいただきました。
屋上菜園にて野菜を収穫し、会場を3331の地下B104号室に移動してからは、さっそくサラダやミルク鍋の準備に。
皆さんとご一緒に野菜をカットしたり、花のかたちにニンジンを型抜きしてもらったり...日頃からお料理されている方が多いのでしょうか、皆さんとてもお上手です。
菜園のご利用者が撮影した定点カメラの映像や、年間スライドショーを観覧したあとはいよいよ乾杯&ランチタイム。
ここで当日のメニューをちょっとご紹介いたします。
【いろどり3種のサラダ】
・ポテトサラダ(フードラボさんからお譲りいただいたジャガイモ「さやあかね」使用)
・カボチャと鶏肉のサラダ(カボチャもフードラボさんからのものです)
・大根サラダ(皆さんで作りました!)
【みんなでつくった冬のぽかぽかミルク鍋】
皆さんがカットした白菜やとれたて野菜をふんだんに入れた、あったかお鍋です。
【チョコレートフォンデュ】
果物やお菓子といっしょに。特にお子様に大好評でした。
【お酒、ソフトドリンク】
菜園ご利用者が差し入れて下さったワインやシャンパン等も!
お陰様でイベントは盛況の内に終了しました。
屋上オーガニック菜園の活動は今月末でひとくぎり。
2月からは気分一新、2012年度の栽培活動がはじまります。
まだまだ至らぬ事も多い私たちではありますが、より皆様に野菜栽培をお楽しみいただけますよう、一層努力して参ります。
これからも3331屋上オーガニック菜園をどうぞよろしくお願いいたします。
3331よねくぼ
昨年12月25日まで開催された
障害のある人×ない人×アーティストが相互に影響し合い、自由な表現の場をつくる展覧会、
"ポコラート全国公募展"。
12月23日に審査員によるトークショーと受賞者の発表があり、
全国から出品者のみなさんも駆けつけてくださいました。
豪華審査員は椿昇さん、大木裕之さん、保坂健二朗さん、3331ディレクター中村政人。
途中、会場の出品者の方々からコメントをいただきながら進行しました。
受賞作品は下記にアップしています!
http://www.3331.jp/news/201112/001360.html
「審査をしながらも、個人的に欲しい作品がいっぱいあった。
美術館やギャラリーよりもずっと刺激になる」と椿さん。
「既視感をとっぱらう作品ばかり。
200枚以上審査しているとだんだん作品の世界に吸い込まれていくんです」と中村。
「価値観、美意識、欲求、そういうものに強制されず、自由に人間がかたちにしたものが集まっている。
こういう場所は奇跡的では」と大木さん。
保坂さんは
「美術とは関係のなかった人が突然作品をつくって誰かに見せたいとなったとき、
現代美術の世界には作品発表の場所ってなかなかありません。
こうした展示がその場所になり、現代美術界にも刺激を与えることができればいいと思います」と締めくくられました。
ポコラート展の色鮮やかで力強い作品群は、生命力そのものでした。
ポコラート展は終了しましたが、現在3331メインギャラリーでは
「3331 アンデパンダン スカラシップ展 vol.2」が開催しています。
8組の新進気鋭のアーティストの展覧会です。
入場料無料ですので、ぜひお越しください。
*
さて、審査員のトークショーが終わったころ、
地下のギャラリーでは
3331レジデンスプログラムの作家、
キャシー・ローデンバックのフェアウェルパーティが始まりました!
キャシーさんはオーストラリアの写真家。
今回は原発事故で被害を受けている福島の郡山へ何度も足を運び、
郡山の「見えない歴史」を写真におさめました。
http://www.3331.jp/schedule/001355.html
現在レジデンスプログラムには、オーストラリアのアーティスト・ルーカス&ビアンカが1月30日まで滞在。
3331にお越しの際は、地下B108の部屋をのぞいてみてください。
3331 佐藤
新春を迎え皆様のご多幸をお祈り申しあげます。
空から見る3331は、まさしくコンクリートジャングルの中のオアシスです。
練成公園の楠木がゆったりとその生命感を喚起しています。
この木は樹齢的にまだ赤ちゃんだそうですが、何十年、何百年先と私たち人間の営みを見守ってくれることでしょう。
今年の3331は、「人間と自然」という大きなテーマを掲げたいとおもいます。
本年も3331を宜しくお願いいたします。
3331 統括ディレクター 中村政人
Photo=Masanori IKEDA (Yukai)
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3331 アンデパンダン・スカラシップ展 vol.2
会期:1月7日(土)~29日(日)火曜休場日
8組の新世代アーティストによる展覧会。
アートシーンの未来を担う新たな才能を発掘・支援すべく開催している2011年の「3331 アンデパンダン」から、来場者と
ゲスト審査員による投票を行い、選出されたアーティストです。
今後の活躍が期待されるアーティストたちの新作発表の場にご期待ください。
アーティスト:伊藤大朗(八谷和彦賞)、川瀬知代(松蔭浩之賞)、木森恵子(中村政人賞)、Sonopuro-Nopuro(椹木野衣賞)、
Hi!LEG(オーディエンス賞)、三木麻郁(四方幸子賞)、水戸部七絵(O JUN賞)、山田はるか(五十嵐太郎賞)
時間:12:00-19:00/火曜休
会場:1階 メインギャラリー
http://www.3331.jp/schedule/001338.html
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3331 GALLERY #12
村山修二郎「育てる絵 ―緑画からの発信―」
会期:1月13日(金)~2月12日(日)火曜休場日
3331ギャラリーでは、生の草花を手で直接紙や壁に擦り付けて絵を描く村山修二郎の個展を開催いたします。
村山はその手法を「緑画」と名付け、自身の植物の記憶をたどり、アートと植物と自分自身を結びつけます。
作家の身体を通して振幅する植物のきらめきを、新しい年の始まりに感じていただけますと幸いです。
時間:12:00-19:00/火曜休
会場:1階 3331 GALLERY
http://www.3331.jp/schedule/001373.html
一同、みなさまのお越しをお待ちしております。