3331 STAFF BLOG > NOVEMBER 2013

みんなあつまれ、冬のかえっこ!

NOVEMBER 25, 2013 11:10 AM / CATEGORY:レポート, 日記

「冬の特大かえっこバザール!3331」は、いつも以上にのびのび・おおきく・どーんと拡大!3331の体育館で11月24日(日)に開催しました。床いっぱいに広げられたおもちゃの山に、みんなでとびこめ~


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今回のかえっこバザールではたのもしい助っ人として、かえるスタッフが出動しました。トレードマークはきりりとしめた緑のかえっこバンダナ!大人から子どもまでたくさんのかえるスタッフが、おもちゃを交換したり、スタンプを押したり、みんなと一緒に遊んだり。


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毎回人気のワークショップコーナーにも、新作が登場しました。
ハハコラボさんによる「もこもこ・マイゴフダ」づくりは、リストバンド型のIDタグに自分の好きなモチーフをデコレーションしてオリジナルの「マイゴフダ(迷子札)」をつくります。
稲垣靖子さんが手がけた「玩改(ガンカイ)マイ・ストーリーバックをつくろう!」は、とってもきれいなクリスマスカラーのポシェットを作るワークショップ。
そして襟草 丁さんによる、遊ばなくなったおもちゃをモビールに変身させる「かえるモビール」などなど、たのしいイベントばかりです。


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そしてお待ちかねのオークション・タイム!
「50ポイント!」「71ポイント!」「80ポイント!」
おおっと、1個目からいきなり高額ハンマープライスに!ちょっとちょっと~、まだはじまったばっかりだから、みんなおちついて~
ちびっこビッダーズおそるべし。


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今年のかえっこバザール in 3331 はこれにて終了です。
また来年のバザールにも、みんな来てケロ。待ってるケロよ~。

世界のアートシーンで今何が起こっているのか!?

NOVEMBER 22, 2013 5:16 PM / CATEGORY:AFTお知らせ

3331 Arts Chiyodaのアート講座「ARTS FILED TOKYO」では、
11月27日(水)&12月11日(水)に美術評論家・市原研太郎さんによる
レクチャーを開催します。

勢力的に海外での国際展やギャラリーに赴く市原さん。
国内では地域や鑑賞者を包括するプロジェクト型の作品が近年多く
見られますが、それらはあくまで日本国内でのこと。
海外のアートシーンでは、今どのような傾向が見られるのでしょうか?

11月27日(水)『世界の都市のギャラリー・シーン 3(ベルリンとチューリヒ)』では、
ベルリンとチューリヒのギャラリーシーンについてのお話。
「ベルリンではマーケットの代表であるギャラリーが、
コマーシャリズムに対抗する力をマーケット内部で育んでいる」

と市原さんは語ります。

ベルリンのギャラリーはどのような姿勢で都市文化に貢献しているのでしょうか?
一大マーケットであるニューヨークとも、
勢いを見せつつある香港とも異なる
アートシーンのあり方を、現地の写真とともにお伝えします。

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▲チューリヒのギャラリー


そして12月11日(水)『国際展の最前線−イスタンブール&アテネビエンナーレ報告−』では、
社会的に大きく変動したり、危機的状況にあるイスタンブールやアテネで
いかに力強いアートが脈動し、社会へ働きかけているかをレポートします。
「社会的、政治的、経済的な問題にさらされていればいるほど、
アートが活発になるという都市とアートのダイナミクスを
伝えることができれば、このレクチャーは成功したと言えるでしょう」

市原さんの言葉通り、本レクチャーでは展示作品のみならず、
それを取り囲む都市の状況と合わせての報告となります。

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▲イスタンブール・ビエンナーレの会場

国内ではなかなか目にすることのできない
世界のアートシーンの最前線を垣間見ることができる
貴重なレクチャーとなります。

みなさまのご参加をお待ちしております!
各レクチャーへのお申込みは、以下のARTS FIELD TOKYO
webサイトより受付中です。
http://artsfield.jp/

「ミャンマー料理ワークショップ」レポート!

NOVEMBER 11, 2013 1:57 PM / CATEGORY:日記

3331のレジデンスプログラム「AIR 3331」に参加中のミャンマー出身のアーティスト、アウン・コさんに、ミャンマーの家庭料理を教えてもらう料理ワークショップを先日行いました!

「ミャンマーの夕ご飯をつくろう」と題し、アットホームな雰囲気の中でお料理5品とデザート1品を作りました。

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会場は、今年オープンしたばかりのステーションコンファレンス万世橋3階の全面ガラス張りのキッチンルーム。ピカピカなキッチンを目の前に自然とテンションもあがります。

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品数が多いため、アウン・コさん率いるチキンカレー/ココナッツライスチームと、今回特別に調理アシスタントとしてきていただいたメベルさんのジャガイモのケーキ/春雨スープチームに分かれて料理スタートです。

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ミャンマー料理にすりおろしたニンニクは欠かせません。ミャンマーでは、既にすりおろしてある瓶詰めのニンニクを使うそうですが、今回は自分たちですりおろします。

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チキンカレーを調理中。チキンの下味の付け方、火加減など皆さん真剣です。

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メベルさんのジャガイモケーキ。スイートポテトのような仕上がりになりました。日本在住歴10年で、日本の食文化に精通しているメベルさんには、献立作りなど今回たくさんのアドバイスをいただきました。

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アウン・コさんのジンジャーサラダ。生姜の細切りとアウン・コさんがミャンマーから持ってきたミックスナッツ、揚げタマネギ、エビなどを混ぜ合わせレモン汁で仕上げました。揚げタマネギやナッツの軽い口あたりに、生姜の風味が効いて絶妙な風味に!ミャンマーではごくあたりまえに食中や食後のデザートして食べられているそうですが、わたしたちにとっては初めて。参加者の皆様からも大絶賛でした。

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ミャンマー料理の極意は「常に強火で調理すること」にあるようです。こちらのチキンカレーも、ずっと沸騰状態で調理しました。

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待ちに待った試食!メニューは、チキンカレーにココナッツライス、レンズ豆と春雨のサラダ、大根のサラダとジンジャーサラダ。デザートには、ジャガイモのケーキと、飲み物にアウン・コさん手作りのライムジュースとミャンマーのお茶。ミャンマーでは、カレー、ご飯、スープ、サラダにお茶というのが夕ご飯の定番だそうです。

今回のワークショプでは、"食"を通してミャンマーの文化や歴史を知ることができ、試食会ではアウン・コさんがミャンマーで行っているプロジェクトなど色んなお話を聞くことができました。

参加者の皆様どうもありがとうございました!

アウン・コさんは、12月中旬まで3331で滞在・制作を続けています。館内で制作中のアウン・コさんを見かけたら、ぜひ声を掛けてください。

そして、同じくAIR3331に参加した韓国出身のアーティスト、スンウ・バクさんは、メインギャラリーで開催中の「メイド・イン・カンダ」展で、神田で制作した新作を発表しています。

アウン・コさんに会いに、スンウさんの展示を見に、
この機会にぜひご来場ください!

AIR3331 アーティスト・イン・レジデンス事業 「もうひとつの東京vol.3」
http://air.3331.jp/

3331青山

「3331×10(サンサンサンイチ・バイテン)」オープン!!

NOVEMBER 9, 2013 4:24 PM / CATEGORY:日記

ついこの間まで夏だったことを忘れてしまいそうなぐらい
秋が猛スピードでやって来ました。

芸術の秋、読書の秋、実りの秋、食欲の秋......
これらすべての欲求を満たす新たなお店が3331にオープンしました!

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その名も「3331×10」。
これで「サンサンサンイチ・バイテン」と読みます(ダジャレ!?)。

「3331×10」は"食"をテーマにした売店。
地方で行われているアートプロジェクトや、
3331に訪れるアーティストやデザイナーなどを通じて
私たちがこれまで出会ってきた日本各地の"おいしいもの"を集めています。

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たとえば、3331のご近所にある「三井製パン」さん。
オーガニックの玄麦を自家製粉し、有機天然酵母でつくられたパンは
ひとくち食べると「ほっ」とするやさしい味が特徴です。
(ちなみに店主・三井さんは、練成中学校(現3331)の卒業生なのです!)

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秋田のコーヒー豆専門店「08COFFEE(ゼロハチコーヒー)」さんからは
手軽に楽しめるティーバッグ・タイプのコーヒーがお目見え。
パッケージもかわいらしいので、ちょっとした差し入れなどにもオススメです。
また、富山からはなんとも愛らしい蒲鉾「福わけ鯛」が!
富山では結婚式の引き出物に「鯛の蒲鉾」が欠かせないのだそう。
本来はビッグサイズなのですが、その味と文化を"おすそわけ"するべく
ミニサイズに。

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飲み物も充実のラインナップ。
静岡、石川、秋田などからご当地ドリンクが勢揃いしています。
店内にはカウンターがございますので、その場でご飲食いただいてもOKです。

故郷のなつかしい味に触れながら、思い出話に花を咲かせたり、
まだ見ぬ土地へ思いを馳せたり、次の旅行プランのヒントにしたり。
私たちがこれまでたくさんの出会いをいただいてきたように、
ここからたくさんのつながりと出会いを広げていければと思います。

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「3331×10(サンサンサンイチ・バイテン)」
営業時間:11:00-20:00(不定休)

*1F階段の横にオープンしております!

メイド・イン・カンダ 展 関連イベント「都市神田学・公開ワークショップ」

NOVEMBER 7, 2013 9:56 PM / CATEGORY:日記

メイド・イン・カンダ(通称MIK)の関連企画のひとつ、アトリエ・ワンの塚本由晴教授によるフィールドワークと公開ワークショップが11月3日に行われました。

建築家の仕事にフィールドワークは欠かせません。それが都市環境を踏まえた建築の場合はなおさらです。
東京工業大学大学院・塚本由晴研究室スタッフを中心に、定員いっぱいの参加者を引き連れて、3331から神田駅までかなり気ままなルートでの都市神田採集でした。

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希代の建築家をガイドにした街歩きツアーと思うと、視点が異なり、とても興味深い、ある意味では贅沢なツアーだったと言えます。

名所旧跡とは関係なく2時間たっぷりと都市の表通り、裏通りを漂うように歩き尽くしていろいろな建物、構造物、さらには道にはみ出したフォークリフトの収納を無理やり塀と一体化させることで収めている物件など多様な採集ができました。

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神田駅から地下鉄銀座線で末広町駅まで一駅戻ると3331まではすぐ。
塚本先生のリクエストでたい焼きを買って(先生に全員分を購入いただいてしまいました)、3331ラウンジに戻って休憩でした。

そのあとは会場内の展示エリアにてテーブルを並べ、ディスカッションの後、物件とその環境のドローイング〜ひとつひとつの物件の講評・名付け〜展示を公開で行いました。その都度に先生からの手厳しい突っ込み、というか適切なアドバイスがはいり議論は深まります。

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都市の時間の積層のなかで、建築物や構造物は主旨と目的をもって日常的な使用に供されるうちに思いがけない生成変化を伴う。その異形なあらわれは本来の想定とは異なるかもしれないけれど、場所と環境と使用目的に応じた目的合理性をもって確固としてそこに佇んでいる。ディスカッションの結果のドローイングは、名付けとともに完成し、展示壁に並べられた。

これは次回のワークショップでも別の参加者によって増えていく予定。MIKの展示の重要なパーツである「都市神田学」。人口動態、歴史、文学、建築などなど多様な視点で神田に切り込む試みにあらたに加わるこれらドローイングによって、そのアクチュアリティと今後の活動がまたまた楽しみになる。

次回の開催は11月9日(土)12:00-17:00。まだ若干名の余裕がありますので、ご興味ある方はぜひご参加ください。

● 11/9 建築採取ワークショップの詳細・お申込みはコチラ

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メイド・イン・カンダ
http://mik.3331.jp/
2013年10月27日(日)〜11月17日(日)12:00-19:00(最終入場18:30)
会場:3331 Arts Chiyoda メインギャラリー/毎週火曜休場
入場料:500円(TRANS ARTS TOKYO 2013共通パスポートでも入場可)
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3331野崎

メイド・イン・カンダ 展 関連イベント「ここにいる = 私がいる。」-- 肖像写真が語るもの。

NOVEMBER 3, 2013 7:52 PM / CATEGORY:日記

昨日11月2日(土)の連休初日。都内各所の数あるイベントをかきわけて、3331のメイド・イン・カンダ展 関連トークイベント「池田晶紀のゆかいな写真論とは!?」には多くの方に来て頂きました。

ポートレイトの達人にして、ものまねやコミックバンドもやりながら学校の先生でもある池田晶紀は、トークの達人でもある。1年以上かけて行っている神田っ子ポートレイトプロジェクトについて、スライドを交えてたっぷり語っていただきました。

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ポートレイトは記念写真であり、時間と場所の記憶をとどめる大切な記録だ。撮影現場にはすでにシチュエーションがあり、会話があり、特に神田っ子たちは特別なディレクションをしなくても、「ありのまま、ここにいる」という表現になる、と池田いわく。

池田は写真の機能と意味合いを十分踏まえたうえで、作家表現ならぬ被写体の自己表現を巧みに引き出していく。もっとも、実はここにノーディレクションで被写体の表情を引き出していく巧みさという写真家の才能が極まっているし、カットのセレクトも含めてぴかいちの作家性が現れた優れた表現となっている、ということに改めて思い至ります。

メイキング・ムービーも含めて約1時間半のトークを楽しんで頂いた後、参加者の皆さんは会場に戻り、それぞれのポートレイトを見ながら、思い思いの時を過ごして頂きました。

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これからも「メイド・イン・カンダ」展 関連イベントは続きます。

11月9日(土)は、アトリエ・ワン+東京工業大学大学院 塚本由晴研究室 featuring 大佛俊泰研究室研が立ち上げた「都市神田学」の建築採取フィールドワーク&ワークショップ。神田のまちを歩き、ユニークな建物を発見・採取。その成果としてドローイングを制作し、塚本氏による講評の後、展覧会場で展示します。

11月17日(日)の最終日は、写真家・川瀬一絵による路上観察的まち歩きツアー。神田司町2丁目にある家庭的な雰囲気と料理が楽しめるお店「酒と肴 かど」をきりもりする神田の奥さま、田畑さと子さんの散歩コースを写真家・川瀬一絵とたどります。

どちらもお申込受付中!ぜひご参加ください。

●11/9(土)建築採取ワークショップの詳細・お申込みはコチラ
●11/17(日)路上観察まち歩きツアーの詳細・お申込みはコチラ

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TRANS ARTS TOKYO 2013 連動企画「メイド・イン・カンダ」
http://mik.3331.jp/
10月27日(日)〜11月17日(日)12:00-19:00 火曜休場
会場:3331 Arts Chiyoda メインギャラリー
入場料:500円(TRANS ARTS TOKYO 2013 共通パスポートでも入場可)
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3331 野崎

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