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メイド・イン・カンダ 展 関連イベント「ここにいる = 私がいる。」-- 肖像写真が語るもの。

NOVEMBER 3, 2013 7:52 PM / CATEGORY:日記

昨日11月2日(土)の連休初日。都内各所の数あるイベントをかきわけて、3331のメイド・イン・カンダ展 関連トークイベント「池田晶紀のゆかいな写真論とは!?」には多くの方に来て頂きました。

ポートレイトの達人にして、ものまねやコミックバンドもやりながら学校の先生でもある池田晶紀は、トークの達人でもある。1年以上かけて行っている神田っ子ポートレイトプロジェクトについて、スライドを交えてたっぷり語っていただきました。

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ポートレイトは記念写真であり、時間と場所の記憶をとどめる大切な記録だ。撮影現場にはすでにシチュエーションがあり、会話があり、特に神田っ子たちは特別なディレクションをしなくても、「ありのまま、ここにいる」という表現になる、と池田いわく。

池田は写真の機能と意味合いを十分踏まえたうえで、作家表現ならぬ被写体の自己表現を巧みに引き出していく。もっとも、実はここにノーディレクションで被写体の表情を引き出していく巧みさという写真家の才能が極まっているし、カットのセレクトも含めてぴかいちの作家性が現れた優れた表現となっている、ということに改めて思い至ります。

メイキング・ムービーも含めて約1時間半のトークを楽しんで頂いた後、参加者の皆さんは会場に戻り、それぞれのポートレイトを見ながら、思い思いの時を過ごして頂きました。

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これからも「メイド・イン・カンダ」展 関連イベントは続きます。

11月9日(土)は、アトリエ・ワン+東京工業大学大学院 塚本由晴研究室 featuring 大佛俊泰研究室研が立ち上げた「都市神田学」の建築採取フィールドワーク&ワークショップ。神田のまちを歩き、ユニークな建物を発見・採取。その成果としてドローイングを制作し、塚本氏による講評の後、展覧会場で展示します。

11月17日(日)の最終日は、写真家・川瀬一絵による路上観察的まち歩きツアー。神田司町2丁目にある家庭的な雰囲気と料理が楽しめるお店「酒と肴 かど」をきりもりする神田の奥さま、田畑さと子さんの散歩コースを写真家・川瀬一絵とたどります。

どちらもお申込受付中!ぜひご参加ください。

●11/9(土)建築採取ワークショップの詳細・お申込みはコチラ
●11/17(日)路上観察まち歩きツアーの詳細・お申込みはコチラ

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TRANS ARTS TOKYO 2013 連動企画「メイド・イン・カンダ」
http://mik.3331.jp/
10月27日(日)〜11月17日(日)12:00-19:00 火曜休場
会場:3331 Arts Chiyoda メインギャラリー
入場料:500円(TRANS ARTS TOKYO 2013 共通パスポートでも入場可)
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3331 野崎

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