3331 Arts Chiyodaのアート講座「ARTS FILED TOKYO」では、
11月27日(水)&12月11日(水)に美術評論家・市原研太郎さんによる
レクチャーを開催します。
勢力的に海外での国際展やギャラリーに赴く市原さん。
国内では地域や鑑賞者を包括するプロジェクト型の作品が近年多く
見られますが、それらはあくまで日本国内でのこと。
海外のアートシーンでは、今どのような傾向が見られるのでしょうか?
11月27日(水)『世界の都市のギャラリー・シーン 3(ベルリンとチューリヒ)』では、
ベルリンとチューリヒのギャラリーシーンについてのお話。
「ベルリンではマーケットの代表であるギャラリーが、
コマーシャリズムに対抗する力をマーケット内部で育んでいる」
と市原さんは語ります。
ベルリンのギャラリーはどのような姿勢で都市文化に貢献しているのでしょうか?
一大マーケットであるニューヨークとも、
勢いを見せつつある香港とも異なる
アートシーンのあり方を、現地の写真とともにお伝えします。
そして12月11日(水)『国際展の最前線−イスタンブール&アテネビエンナーレ報告−』では、
社会的に大きく変動したり、危機的状況にあるイスタンブールやアテネで
いかに力強いアートが脈動し、社会へ働きかけているかをレポートします。
「社会的、政治的、経済的な問題にさらされていればいるほど、
アートが活発になるという都市とアートのダイナミクスを
伝えることができれば、このレクチャーは成功したと言えるでしょう」
市原さんの言葉通り、本レクチャーでは展示作品のみならず、
それを取り囲む都市の状況と合わせての報告となります。
国内ではなかなか目にすることのできない
世界のアートシーンの最前線を垣間見ることができる
貴重なレクチャーとなります。
みなさまのご参加をお待ちしております!
各レクチャーへのお申込みは、以下のARTS FIELD TOKYOの
webサイトより受付中です。
http://artsfield.jp/