3331 STAFF BLOG > ポコラート全国公募展vol.3:終了レポート 〜ワークショップ編 その2〜

ポコラート全国公募展vol.3:終了レポート 〜ワークショップ編 その2〜

FEBRUARY 11, 2013 12:17 PM / CATEGORY:ポコラート, レポート, 日記

ポコラート全国公募展vol.3で行なったワークショップレポートその2は1月5日(日)実施の、リュウ2(小柏龍太郎さん+前島芳隆さん)企画による『トバシ』と、1月13日(日)実施の、こまちだたまおさんの企画による『花を咲かせましょう』です。

まずは「トバシ」から!「トバシアトリエ」と名付けられた立方体の部屋の中で、即興演奏にのりながら、キャンバスや壁に向かって絵の具を飛ばして描きます。


chikada130211_01.jpg


リュウ2の小柏龍太郎さんと前島芳隆さんの迫力の即興演奏!

『トバシ』の命名者でもある小柏さんのペインティングは、目にもとまらぬほどの速さ。
ときには絵の具が入ったコップから、直接絵の具を飛ばしかけます。
「描く」のではなく、絵の具を「飛ばす」なのだと、『トバシ』の由来にも納得。


chikada130211_02.jpg


アトリエの中で描いたり、即興演奏に加わったり。

エレクトリックバイオリンやアジアの楽器など、混沌としていて、かつ力強い即興演奏の中でもくもくと描きます。


chikada130211_03.jpg


絵の具をたくさん作っておいても、すぐになくなります。
絵も、手も、顔も、体も、全身絵の具だらけ!


chikada130211_04.jpg


パワーみなぎる作品が完成。まるで、部屋全体が別世界になったかのようでした。

キャンバスがどんどん色でうまっていく中、鳴り続けていた即興演奏の終わりとともに終了。見学者の方々からは自然と拍手がわき起こりました。
1時間以上にわたる演奏とライブペインティングでしたが、参加者のみなさんによると「あっという間だった」そう。


続いては、こまちだたまおさんの企画による『花を咲かせましょう』。


chikada130211_05.jpg


花びらをまく、こまちださん。子どもたちは大はしゃぎ。

ハサミで切った花びらは形もいろいろなら、舞い落ち方もいろいろで、つい見とれてしまいます。
舞い落ちる花びらをキャッチしたり、落ちた花びらをかき集めて、また空中にまいたり・・・。
思い思いに遊んだ後は、紙の上に花びらを貼って、花を咲かせます!


chikada130211_06.jpg


まいた花びらの中から、使いたいものを探す子どもたち。


chikada130211_07.jpg


どんどん貼っていく人がいれば、じっくり選んで貼る人も。


chikada130211_08.jpg


完成!

きらきらする花びらを集めたり、ハートの形にこだわったり、花びらを重ねて人の顔やクジャクの羽のようにしてみたり・・・。色合いや形、貼り方もさまざまで、最後は1人1人の花畑が紙の上に広がりました。
花びらに誘われて体が動き出し、気がつくと楽しい気分になっている、そんな時間でした!


今回行なった4つのワークショップに参加した方の年齢は0歳から50代まで。
公募によるワークショップというポコラートでは初の試みによって、また新たなかたちで、障がいや年齢の枠なく、様々な人が集う場を生み出すことができたように感じています。
参加者のみなさんからは「誰でも参加できるのが良かった。また子どもと一緒にできるワークショップをしてほしい」「定期的にやってほしい」等の感想をいただきました!
これからも、いろいろな人が関わることで生まれる創造的な場を、たくさん創出していきたいと思います。

PREV  |  NEXT

Recent Post

Category Archives

Monthly Archives