千代田芸術祭2011の会期も残すところ、あと4日となりました!
今年は、昨年にひきつづき開催の展示部門「3331 アンデパンダン」だけではなく、ステージ部門「おどりのば」とマーケット部門「Whole Arts Market」もプログラムに加わりましたが、まさに今週末は3331全館上げてのフェスティバル!
多くのアーティストたちの表現に出会える場となります。
ステージ部門<おどりの場>は、既に9月4日(日)に1回目が行われましたが、今日はその時の様子をご紹介します。
会場は1F入ってすぐのコミュニティスペース。普段はご来場のみなさんのくつろぎのスペースになっていますが、床面にリノリウムというクッション材を敷き、「かえるステーション」にはアイボリー色のカーテンで目隠しをして即席のステージとしました。
この日は、創作ダンスやコンテンポラリーのほか、お芝居とダンスが混ざった演目まで、合計9組のみなさんによる作品の上演が行われたのですが、とにかくみなさん趣向を凝らした演出に身体能力の高さ!講評ゲストの小崎哲哉さんと柴幸男さんからも、何度も驚きの声があがっておりました。
↑ ゲストの小崎哲哉さん(左)と、柴幸男さん(右)
お二人による上演作品への講評コメントは、感想やアドバイスにとどまらず、作品の解釈を広げるようなもので、観覧されていたかたにとっても興味深いものだったのではないでしょうか?
↑ 吉村和顕さんのよる上演作品「ハウス!」
<おどりのば>は3331にとって、初めての公募ダンスプログラムでしたが、ゲストにより選ばれた上演作品の個人および団体には、2F体育館を稽古場としてご利用いただける権利を進呈するスカラシップがあります。
この日の上演作の中から選ばれたのは。。。ソロで踊られた吉村和顕さんと、武蔵野美術大学4年の二人組からなる●▲■(まるさんかくしかく)でした。
↑ ●▲■のお二人による上演作品「school complex」
ゲストのお二人からは、「本当にレベルの高い方達が揃っており、既に様々な経験を積んでおられる方もいて、今日こうやって参加できて本当に楽しかったです。でもそういう方は、スカラシップの対象からは、あえてはぶかせてもらいました。稽古場利用が賞なので、もっと稽古をしてもっといい作品を見せてほしいという想いから、2組を選ばせてもらいました。」とのコメントが。
まだ若い二組のみなさん、本当におめでとうございます!ぜひぜひ稽古を積んで、すばらしい作品をいつか行ってくださいね。そして、その他の参加者のみんさんも本当におつかれさまでした!いつか3331で公演を行うなんていうことも、ぜひご検討いただけたら嬉しいなぁと思っております。
さて、明日17日(土)と18日(日)は、<おどりのば>も連日13:00-16:00で開催します。未だ見ぬ新しい才能に出会うチャンス!だと第一回目を終え、本当に思いますので、ぜひその場に立ち会いにご来場いただけたらと思います。
また、屋上ではマーケット部門「Whole Arts Market」も12:00-17:00で開催されます!こちらもアートグッズやおいしいフードのお店約70店が出展!
さらに展示部門<3331 アンデパンダン>は、最終日の19日(月・祝)まで、一般来場者の方による人気作品投票も行っていますので、この週末は、ぜひとも3331へお誘い合わせの上、足をお運び下さい。
3331 長内