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AIR 3331 始まっています!

FEBRUARY 7, 2011 6:14 PM / CATEGORY:日記

先週、1月30日から、3331のアーティスト&キュレーターのためのレジデンス特別プログラム、その名も「AIR 3331」がスタートしました!

今回は、国内から4参加、海外から5作家(うち一人はキュレーター)の合計9名の作家達が、ここ3331を拠点に、滞在/制作/交流/展示を行います。
今回は公募制ではなく、各地域で多様な活動を展開していえる、民間のアートセンターやグループに推薦していただき、アーティストが選ばれました。

◎国内作家
久野志乃さん(北海道在住|特定非営利活動法人 S-Air 推薦)
東野哲史さん(東京在住|Art Center Ongoing 推薦)
宮田君平さん(福岡在住|Studio Kura 推薦)
吉濱 翔さん(沖縄在住|特定非営利活動法人 前島アートセンター 推薦)

◎国外アーティスト/キュレーター
アッシュ・キーティングさん(オーストラリア在住|Slow Art Collective 推薦)
ジェレミー・ヒャーさん(シンガポール在住|The Artist Village 推薦)
ウィジョーガ・ムハーダントさん(インドネシア在住|Selasar Sunaryo 推薦)
リ・チュンフンさん(香港在住|1a Space 推薦)
ジェン・メイヤーさん(台湾在住|Taipei Contemporary Art Center 推薦)
※ジェン・メイヤーさんのみ2月中旬から参加


滞在期間は1ヶ月と短いのですが、みなさん、着て早々に地域のリサーチや材料調達など、毎日着々と作業を進めている模様。

ちなみに、東野哲史さんのワークショップ「3331の小人図鑑」は、コミュニティスペースに常設でコーナーを設け、すでに始まっております!
3331に潜んでいるかもしれない小人の想像図を、「今日は何の日?」(たとえば2月6日はブログの日)というリストから日にちを選んで描いてもらうというもの。これがなかなか大人気で、3331にランチをたべにいらしゃった親子連れのかたや、打ち合わせにいらした方、現在開催中のポコラート展にいらした方など、思い思いの想像図を描いていかれてます。ぜひ、近日中に3331にお越しの方も、ご参加くださいね!(予約不要、無料)

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そして!今週末から、各アーティストによるワークショップが連日スタートします。
参加アーティストとふれあうチャンスですし、作品へのより深い理解へも繋がる貴重な時間です。ぜひとも、お誘い合わせの上、お申し込みください。


◎ワークショップ
会場は、当日3331受付にてお知らせ致します。ワークショップは、下記以外にも開催される場合がございます。最新情報はウェブサイトをご覧下さい。
★ご予約方法:EmailまたはFAXにて承ります。タイトルを「AIRイベント予約」とし、本文内に、1.参加希望のイベント日、2.お名前(ふりがな含む)、3.参加人数、4.携帯番号、5.メールアドレスまたはFAX番号を明記の上、送信してください。

Email:air(at)3331.jp ※(at)を@にかえて送信してください。
FAX:03-6803-2442

●久野志乃「物語を着る」
2011年2月11日(金・祝)13:00-15:00
対象:高校生以上
定員:12名
参加費:無料
持ち物:思い出のある自分の服
記憶が自分を形づくる構成要素であると考えると、個人にまつわる思い出のある服も、自分の要素の一部であると言えます。個人的な物語は、本来その人だけのものですが、思い出のある服を他人と交換することで、「私」という当たり前に思っている存在や感覚が、どのように変化するのかを体験するワークショップです。


●ジェレミー・ヒャー「生きた絵を作ろう!」
2011年2月12日(土)13:00-16:00
対象:特になし(小学生以下の場合は保護者同伴)
定員:20名
参加費:無料
持ち物:電池で動く古いおもちゃや電子パーツ
美術館やギャラリーに展示されている絵画は、時に観客から遠い存在で近づく事さえ許されないこともしばしば。それは観客が作品を触ったり壊してしまうのではと恐れてのことでしょう。しかしこれでは、観客と作品の間に境界線を作ってしまうことになります。そこで、ジェレミーがこのギャップを取り払い、再び生きた作品にします。参加者それぞれが描いた絵に、電池で動く古いおもちゃなどを取り付け、観客が思わず反応したくなる、面白い絵画をつくりましょう。


●ウィジョーガ・ムハーダント「クレイ・トロニックス」
2011年2月13日(日)13:00-16:00
対象:5歳以上
定員:20名
参加費:500円(材料代として)
インドネシアのウィジョーガ氏の作品では、携帯電話、テレビ、車など、日常生活でよく使われている様々なテクノロジー・電子グッズが樹脂などで複製されています。このワークショップでは、身近にある電子デバイス(機器)、もしくはまだ発明されていないデバイスを粘土で作っていきます。


来週以降もワークショップを開催します。
詳細はこちらをご覧下さい。
http://air.3331.jp/event.html

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