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屋上菜園の春:タネまき開始

MARCH 29, 2013 6:25 PM / CATEGORY:屋上オーガニック菜園, 日記

3331 屋上オーガニック菜園では、春のタネまきがはじまりました。


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▲菜園の指導員によるタネまきのレクチャーの風景です。


今年は水菜やチンゲンサイのほかに、じゃがいもを植え付けてみています。
じゃがいもといえば「男爵いも」「メークイン」などが一般的ですが、今回植えつけたのは「シ
ンシア」「インカのめざめ」という名前の、ちょっと変わった2 つの品種。
「シンシア」はフランス生まれの品種で、どんな料理にも良くあいます。
一方「インカのめざめ」は他の種類と比べて小ぶりですがとても味が良く、市場流通が少ない
ため「幻のじゃがいも」とも呼ばれています。


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▲看板に畑の名前を書いたり、防虫ネットの準備をしたりと、タネまき&いもの植付以外にもやることがいろいろ。


今年も美味しい野菜がたくさんとれますように。


3331 よねくぼ

3331体育館と屋上で1泊2日の「防災サバイバルキャンプ」を実施しました!

MARCH 26, 2013 8:57 PM / CATEGORY:日記

先週末は「つくることが生きること」東京展のメインイベントである防災サバイバルキャンプとやっぺし祭りが開催され、いつも以上に3331には熱気がこもっていました!

▼まずは、1泊2日の避難所体験「防災サバイバルキャンプ」
屋上と体育館にわかれ、寝床をセッティング。屋上チームはテントを、体育館チームは、街中で集めた段ボールを使って間仕切りをつくりプライベート空間を確保。
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▼次は防災術の先生に教わりながら、新聞紙から食器を、レジ袋から骨折処置の三角巾をつくりました。まさに「つくることが生きること」。あたり前ですが、無いものは、知恵をひねってつくりだすのしかないのですね。

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▼夜はいよいよ空き缶をつかってごはんを炊く事に挑戦。これが難しい!炊き出しの暖かいみそ汁に救われました。
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▼一晩明けて石巻弁のラジオ体操で体を動かした後は、朝ご飯として非常食の配給。きちんと公平に物資が行き渡るように計算し、衝突が生まれない様に、細心の注意を払うことが大切だと教わりました。
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▼最後は参加者全員で「はいチーズ!」たった1泊2日ですが、ひとつの村ができたような気がしました。避難所で過ごすことの大変さ、助け合うことの大切さ、そしてつくりだすことの楽しさをたっぷり味わった2日間でした!
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3331岡田

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東日本大震災復興支援「つくることが生きること」東京展
http://tokyo.wawa.or.jp/

3月31日(日)迄
12:00-19:00(最終入場18:30)/入場無料
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3331×TRANS ARTS TOYKO  アートフェア東京2013に参加中!

MARCH 23, 2013 1:41 PM / CATEGORY:日記

古美術から現代美術まで、国内外140以上のギャラリーやパートナーが参加するアジア最大級のアートの見本市「アートフェア東京」。

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古美術や工芸品、現代美術を展示・販売するギャラリーに加えて、東アジアの現代アートを紹介する「ディスカバー・アジア」、ファッションやジュエリー、などの作品が集う「トーキョーリミテッド」、子どもが参加できるワークショップブースやレクチャースペースなど、今年も見所が満載。

3331は、昨年秋に開催されたTRANS ARTS TOKYOと共同で参加しています!取り壊し直前の旧東京電機大学11号館から、壁やドアに描かれた作品を切り出して展示。当時の空気そのままに、トランスジャンルな東京のクリエイティブパワーをブースで再現しています。

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▲「あ、あの作品・・・!」TATにお越し頂いた方には、見覚えのある作品もあるのでは?

【出展アーティスト】
青木意芽滋/遠藤一郎/大島智子/キンコウズ/是澤ゆうこ/佐藤直樹/
SENSELESS DRAWING BOT #2/どくろ興業/203gow/間弓浩司/
水尻自子/露骨キット/渡部剛 ほか

ブース番号はS07。最終日の明日は10時半〜17時まで。
ぜひお立ち寄りください!

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▲会場でミラーボールマンに遭遇!
▲美術家・ヴィヴィアン佐藤さんがオーラ似顔絵を描いてくれるブースも。

3331高橋


3331ギャラリーのリニュアルオープン第一弾。ファッションブランドSEMBLによる個展がオープン

MARCH 22, 2013 12:00 AM / CATEGORY:日記

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展覧会名「STORE ONE」が示す通り、その空間がギャラリーなのかセレクトショップなのか困惑する。
中を覗くと、空間内に貼られたシルクスクリーンのポスターや、今回のために制作されたコレクションのディスプレイが目にとまる。しかし、その空間に一歩足を踏み入れた瞬間に、目の前には段ボールで制作された巨大スカルが現れ、圧倒される。気がつけばスカルが着た巨大な白いシャツが空間全面に敷かれており、鑑賞者はその純白なシャツを自らの靴で踏みしめていることに気がつく。そして、スカルの回りには切られた髪が放置されている。DIYとロックとアートの匂いが混在する空間。"大人になってロン毛を切ったスカル"とも解釈できる、意味深な展示だ。

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乱雑な素材で制作されたDIY感たっぷりの棚には、段ボールをコラージュし、"商品としての機能性に欠けた"洋服たちが飾られている。もちろん、空間内の展示されたものはすべて販売している。

空間を埋め尽くすハンドメイドの洋服たちやプロダクト、テキスタイル作品、平面作品、立体作品などには、アート・音楽・文学・サブカルチャーとSEMBLがこよなく愛するさまざまな「美」に関する引用文がシルクスクリーンで刷られている。

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ギャラリーにいるスタッフたちが着ているユニフォームも、このインスタレーションの一部として機能している。グレーのパーカーの裏には、『ライ麦畑でつかまえて』(The Catcher in the Rye)から連想した、10代に描く理想と社会の現実の狭間で苦しむ心境が綴られた文章が刷られている。SEMBLに聞くと、今回の展示のテーマだという。

パンツに刷られた「FOREVER NO IS」の意味を聞くと、永遠のノイズならぬ「永遠にNO」というSEMBLのコンセプトだという。パーカーの下に着たシャツのデザインを見せてもらうと、そこには「CRASS」とシルク刷りが。CRASSといえば、70年代から80年代にかけてイギリスで活動した伝説的なパンク・バンド。「左翼でも右翼でもなく、アナーキストである」と第3の途を突き進み、シルクスクリーンでレコードを刷り続けたパンクにおけるDIY精神とインディーズレーベルの元祖となった真のアナーキスト/活動家の集団である。

鑑賞者が気づかないユニフォームの制作まで楽しむSEMBLの空間づくりは、ショップとしてもインスタレーションとしても十分な説得力と、遊び心を持ち合わせている。プロダクトの中には、フランスのシュルレアリストであるアンドレ・ブルトンの自伝小説「ナジャ」からの引用文「Beauty will be CONVULSIVE or it will not be at all.」(美は痙攣的なものだろう、それ以外にはないだろう)と印刷されているものも。そこには、ファッションにおいて服やショップは本来は「痙攣的な美」を追求する一つのメディアとして機能するべきではないかというメッセージが、オーディエンス、あるいは現在のファッションマーケットへ投げかけられているようにも思える。また、シルクスクリーン作品などのオリジナル作品が3,990円から購入できるところをみると、「難しく考えずに買ってくれ」といった前向きさも感じられる。

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Anjo、MAKIO、MAKIからなるSEMBLが、もしも70年代のイギリスで活動をしていたなら、もしかするとCRASSのように「ファッションは死んだ。消費者たちの安っぽい製品になっちまった」と歌っていたかもしれない。ぜひ、STORE ONEの空間に散りばれられた、数々の言葉たちに耳を傾けてほしい。

会期は4月14日まで。会期中にはワークショップも開催予定。詳細はウェブで近日公開予定。
http://www.3331.jp/schedule/001823.html

3331坂野

「東北発」のアイテムを集めたショップ「わわや」

MARCH 17, 2013 1:08 AM / CATEGORY:日記

1階メインギャラリーでは、3月9日(土)より「東日本大震災復興支援『つくることが生きること』東京展」がスタートしました。

会場では、現在も東北で復興活動に力を注ぐ人々や、アーティストによる継続的な取り組みを紹介し、「復興の今」を伝えるだけでなく、明治三陸大津波の実態を伝える風俗画報や阪神・淡路大震災以後の復興活動年表などの貴重な資料も展示しています。

→ わわプロジェクトスタッフによる会場レポートはコチラ
http://wawa.or.jp/blog/000288.html

そして、館内では「東北発」のアイテムを集めたショップ「わわや」もオープン。さまざまな背景やつくり手の方々の思いが詰まったプロダクトを多数紹介しています。

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▲1階の階段横のスペースが、まるごと復興支援関連ショップに。


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▲(写真左)宮城県東松島市の小野仮設住宅暮らすお母さんたちがつくっている靴下人形「おのくん」おのくんは、ひとつひとつ全て手作り。手や足の長さも微妙に違って、そのゆる〜いかたちと手触りがショップでも大人気です。仮設住宅でみんながいきいきと暮らせるように、生活の基盤を立て直していくことを目標に活動しています。
http://socialimagine.wix.com/onokun

▲(写真右)宮城県石巻市在住の女性3人が手作りする手編みの布サンダル。丈夫かつ肌に馴染む履き心地で、洗濯ももちろんOK。「余っている支援物資をつかって、布ぞうりをつくりませんか?」との提案がきっかけでつくりはじめ、現在は専用の生地を購入し制作。口コミで人気が広がり、9月からは物販もスタートするそうです!
http://o-b-n.jugem.jp/


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▲(写真左)岩手県陸前高田市の主婦と福祉作業所の方が中心となって制作している、瓦礫を用いたキーホルダー「瓦Re:KEYホルダー」建設課から許可を取り、瓦礫の集積場から集めた素材を丁寧に高圧洗浄機と手洗いで汚れを落とし、カット。ヤスリを掛けて角を落とし、さまざまな色やカタチを組み合わせています。売上は地元のがれき処理、雇用、コミュニティづくりに役立っています。
http://11shokunin.com/keyholder/

▲(写真右)宮城県石巻市牡鹿半島のお母さんたちによる手作りブランド「OCICA」。住民同士の交流のきっかけとなり、仕事をつくり、わずかながらでも収入をもたらすことを目指し立ち上がりました。土地の素材である鹿の角は多産なことから、生命や再生のシンボルとも言われ、漁網の補修糸には被災地をつなぎとめ、修復するという思いが込められています。
http://www.ocica.jp/


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▲宮城県山元町の「工房地球村」からは、「いちごのものがたり」シリーズが新たに入荷しました。震災で、特産品のいちごも犠牲となりましたが、少しずつ栽培がはじまっています。「いちごの復興」は山元の復興。新たな商品づくり、街づくりに向けた再生のためのプロジェクトです。今回は手ぬぐいとお風呂に入れるバスボム、イチゴジャムが届きました!
http://kobo-chikyumura.com/?page_id=285


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▲もちろん、東北のおいしいものもご紹介しています。気仙沼名産のふかひれスープは、3〜4人前で315円!さすが、ふかひれ生産日本一の気仙沼。鮭ほぐしも大人気。明太風鮭ほぐしは絶品です。
【気仙沼ほてい】http://www.kesennumahotei.co.jp/index.htm
【八葉水産】http://www.hachiyousuisan.jp/


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店内では、わわプロジェクトによる書籍のほか、出展アーティストや関連イベントの書籍・DVDも販売。奥では震災関連の資料をゆっくりと閲覧して頂けるコーナーもあります。

展覧会とあわせて、ぜひお立ち寄りください。

3331高橋

3331 CUBE|54種を集めた"ご当地お茶特集"開催中!

MARCH 3, 2013 8:21 PM / CATEGORY:日記

3331 CUBE shop&galleryでは、"ご当地お茶特集"を開催しています。日本各地、27のお茶園やお茶屋さんにご協力いただき、54種のお茶が届きました。お茶を通して、つくり手や地域の特性、その土地の風土を紹介しています。
静岡茶をはじめ、新潟県村上茶、三重県伊勢茶、福岡県八女茶、佐賀県嬉野茶など、日本を代表する日本茶から、碁石茶、阿波番茶などの希少な後発酵茶や、ごぼう茶、りんご茶、穀物茶など特産物で作ったお茶などさまざま。地元でしか知られていない銘茶も並びます。ぜひお越しください!


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▲ 店内はお茶のいい香りがします。

商品の一部をご紹介!


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▲ 写真左:
蘭字オリジナル缶/マルサン中野園(静岡)
明治から大正時代に輸出用として使われていた蘭字デザインのラベルを復刻しました。レトロモダンなお茶缶は飾っておくのもかわいいです。着物・茶摘み・富士・日の出の4種。
▲ 写真右:
献上加賀棒茶(加賀いろは テトラシリーズ)/丸八製茶場(石川)
石川県にご宿泊された昭和天皇に献上するために生まれた献上加賀棒茶。九谷焼上出長右衛門窯と丸若屋が行っているプロジェクト「KUTANI SEAL」のデザインパッケージで登場です。


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▲ 写真左:
気仙沼くわ茶/気仙沼くわ茶エイトク(宮城)
気仙沼市と南三陸町で無農薬栽培した桑の葉100%でつくった栄養価の高い煎茶とパウダー。パウダーは牛乳とまぜても◎
▲ 写真左2:
石巻桃生茶/立町たかはし園(宮城)
日本最北限のお茶として育まれた、味も香りもまろやかでやさしいお茶です。石巻復興応援ギフトとしても!
▲ 写真右:
青森ごぼう茶/Growth(青森)
日本一のごぼう生産地、青森県の栄養たっぷりなごぼうを原料にした、無添加・ノンカフェインのごぼう茶。出がらしは料理に使用してもおいしくいただけます。


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▲ 写真左:
近江赤ちゃん番茶/中川誠盛堂茶舗(滋賀)
古くから滋賀県で親しまれてきたお茶。自家製釜で炒り、丹念に仕上げました。クセがなく、香ばしさとサッパリとした甘みが特徴です。
▲ 写真右:
天日干し赤ちゃん番茶/徳寿園(兵庫)
農薬・化学肥料一切不使用、太陽をたっぷり受けて育った芽を摘み天日干しして仕上げています。

両方とも赤ちゃんにも安心してお召し上がりいただけます。


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▲ 写真左:
近江土山茶 安井さんのお茶、朝宮茶 実在在来種、政所茶/中川誠盛堂茶舗(滋賀)
近江の自然の恵みから作られた、この土地でしか生まれることのできない、名手が手掛けた煎茶の数々。とくに政所茶は、地元の業者でもほとんど入手できない銘茶です。
▲ 写真右:
天の在来茶/天の製茶園(熊本)
日本最小のトンボが生息する、標高500Mの高原の小さな農園で、30年以上農薬と化学肥料を使用せず、丹精込めて育てた在来種を使用しています。樹齢が古いため、茶葉にはさまざまな成分が凝縮。黄金色のお茶です。


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▲ 写真左:
マタギ山恵茶/マタギの里 かんじき工房(秋田)
▲ 写真右:ふくぎ茶/さくらの家(島根)
「マタギ山恵茶」、「ふくぎ茶」ともクロモジを原料としたお茶。ハーブティのような爽やかな香りときれいなルビー色が特徴です。枝入りは少しスパイシーな味です。


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▲ 手もみ茶/飯田園(茨城)
今回、CUBEの中で最も高級なお茶(1,050円/10g)。一番茶の柔らかい芽を丁寧に一葉一葉手で摘み取り、約7時間かけてすべて手作業でもみ上げた極上のお茶です。


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▲ 大豊町の碁石茶/大豊町碁石茶協同組合(高知)
江戸時代から秘伝の製法でつくられた碁石茶は、日本で唯一の完全発酵茶で、「幻のお茶」と言われる希少なお茶です。乳酸菌が豊富で、からだが喜ぶお茶としても注目を集めています。


<3331 CUBEご当地お茶特集>
【期間】2013.2.13(水)〜2013.3.31(日)
【場所】3331 Arts Chiyoda 1F 3331 CUBE shop&gallery
http://cube.3331.jp/sp/002.html

◎ご協力いただいたお茶園・お茶屋さん
[北海道](有)松家農園 [青森県](株)Growth,(株)カメアシエンタープライズ [秋田県]マタギの里 かんじき工房 [宮城県](有)立町たかはし園, 気仙沼桑茶エイトク [茨城県]飯田園 [新潟県](有)お茶の常盤園 [石川県](株)丸八製茶場 [福井県]髙橋製粉所[静岡県](株)マルサン中野園 [愛知県](株)升半茶店 [三重県]おちゃらく [滋賀県]中川誠盛堂茶舗 [兵庫県](有)徳寿園 [島根県]さくらの家 [広島県]小倉園 [徳島県]阪東食品 [愛媛県]霧の森 [高知県]大豊町碁石茶共同組合 [福岡県](有)このみ園 [佐賀県]太田重喜製茶工場, 相川製茶, 中島緑茶園 [長崎県]大山製茶園 [熊本県]天の製茶園 [宮崎県](株)宮﨑茶房

3331 小林

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