3331 STAFF BLOG > JANUARY 2011

2/19(土)トークセッション「SPACE BATTLESHIP OWNER」開催!!

JANUARY 26, 2011 8:39 PM / CATEGORY:日記

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1Fの左奥にあるタイルばりの部屋「ラウンジ」。
Insideout / Tokyo Project(インサイドアウト・トーキョー・プロジェクト)がここを拠点にさまざまな活動を行っています。


全国のアートプロジェクトやオルタナティブな拠点を結ぶInsideout/Tokyo Projectでは

2月19日(土)19:30〜
トークセッション
「SPACE BATTLESHIP OWNER」を開催します。


SPECE BATTLESHIPといえば....!?
いえいえ、もう少しお話をお聞き下さい。

・ 第1弾、東東京(CET)×横浜「まちから生まれる創造拠点」(2010. 11.13)
・ 第2弾、「映画館革命 -小さな映画館が、街を変える-」(2011. 1.9)

に続き、
第3弾は、音楽を中心としたエンターテイメントを提供するスペースのオーナーがゲストです。
音楽のスペースの"船長"にお話を聞く!ということで
題して「SPACE BATTLESHIP OWNER」!

東京からは西麻布のSuperDeluxeからマイク・クベックさん
京都からはUrbanguildの福西次郎さん
そして大分県別府から、ベップオンガクディレクターを務められた日名子英明さんを迎え
運営の裏側からシーンづくりの秘訣まで、じっくり伺います。
モデレータは、CETエリアに活動拠点をもつ、バッタ☆ネイションの岩沢卓さんにお願いしました。

なぜ人がそこに集い、通い続けたくなるほどの魅力を感じるのか、
表に出ることの少ない仕掛人の生の声を聞くことのできる貴重なチャンスに、
私たちも、わくわくしております。

お時間があいましたら、ぜひご参加下さい!おすすめです!

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Insideout / Tokyo Project トークセッション 第3弾
「SPACE BATTLESHIP OWNER」
サウンドシーンの目撃者が語る街のナイトライフ
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日程: 2011年2月19日(土) 19:30-21:00
料金: 1,000円
会場: Insideout/Tokyo Project Room(アーツ千代田3331/1F ラウンジ)

【ゲスト】
マイク・クベック(SuperDeluxe:東京)
福西次郎(Urbanguild:京都)
日名子英明(RenTReC.:大分)、
モデレーター:岩沢卓(バッタ☆ネイション)
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【お申込み方法】
・ご参加者のお名前(フリガナ)
・ご所属/会社名
・ご住所
・お電話番号
 を明記の上、
 insideout@3331.jp
 宛お申込み下さい。折り返しお申込み受付のご連絡を返送いたします。

※定員に達し次第お申込みを締め切らせていただきます。ご了承下さい。

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イベント情報・ゲスト情報
http://www.3331.jp/schedule/000816.html
http://insideout3331.org/

フライヤーダウンロード
http://insideout3331.org/_img/talk03_flyer.pdf

交通アクセス
http://www.3331.jp/access/

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主催:東京都/東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)/
一般社団法人非営利芸術活動団体コマンドN
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一般社団法人非営利芸術活動団体コマンドN
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14
TEL / FAX 03-6240-1608
担当:Insideout / Tokyo Project 牛山惠子
email : insideout@3331.jp

『ポコラート全国公募展2011』搬入中!!

JANUARY 26, 2011 4:32 PM / CATEGORY:ポコラート, 日記

1月28日(金)スタートの『ポコラート全国公募展2011』に向けて
着々と搬入作業が進んでいるメインギャラリー。

審査の段階から中村さんや、担当スタッフが口々に
「めちゃくちゃおもしろい!」と話していたので
はやく作品が見たくて、搬入の様子を覗き見してしまいました。

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小さな車がみっちり敷き詰められたキャンバス。ひとつひとつ形も違うんです!

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広告の上に描かれた作品。なんと約60枚も連なっています!!
ヒキで見るとこんな感じ。ギャラリーの壁をぐるっと囲んでいます。
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ギャラリー入り口に展示予定の作品。カラフルでなんともいえない愛らしさがあります。


『ポコラート』とは『障害のある人・ない人、アーティストが核心の部分で
相互に影響し合う場』という理念を示します。
まだ展示が完成してないとはいえ、メインギャラリーに足を踏み入れ、
ズラリと並んだ作品を目にした瞬間、胸の奥から沸きあがってくるワクワク感! 
このワクワク感こそ、"核心の部分で相互に影響し合う"ということだと
身を以て体験しました。

全国各地から応募された256作品が展示されている『ポコラート全国公募展2011』
256ものワクワクが、待ち構えている本展では
存分にポコラートを"体感"していただけると思います。

会期中にはポコラート専門スタッフによる3331 Arts Chiyodaの施設見学ツアーや、
映像作家・大木裕之さんのワークショップ、本展審査員によるトークショーなど
さまざまなイベントも開催されます。(詳細はコチラをご覧ください)
みなさまのお越しをお待ちしております!!

3331 小西七重

【速報】秋葉原の歩行者天国が再開です!

JANUARY 23, 2011 1:28 PM / CATEGORY:日記

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先程、暫定的に歩行者天国が再開しました。
ホコ天を抜けて是非3331にも足をお運びください!

KINA

【AFT講義レポート】「編集長が語るムーブメントのつくり方 5」講師:上岡典彦(『花椿』編集長)

JANUARY 18, 2011 5:41 PM / CATEGORY:AFT講義レポート


◇講義開催日:2011年1月14日(金)


不景気を気にするよりも、流行を生み出そう


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これまで雑誌の編集長を講師にお迎えしていた
「編集長が語る ムーブメントのつくり方」ですが、
『花椿』は資生堂が発行する企業文化誌なので、
厳密に言うと雑誌ではありません。

しかし、1937年(昭和12年)の創刊以来、
常に新しい価値を創造するべく制作されてきた
『花椿』はファッション誌・カルチャー誌・アート誌・文芸誌の
要素を兼ね備え、一時は最大発行部数655万部という
とてつもない数字を記録しています。

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▲1924年に発行された『花椿』の前身『資生堂月報』も!

編集長の上岡さんは広報室勤務を経て、『花椿』編集長に就任。
講義では、資生堂が文化事業に取り組むまでの
経緯と歴史を紐解きながら、『花椿』が担ってきた
役割についてお話していただきました。

アートに興味のある方なら
銀座の資生堂ギャラリーをご存知かと思います。
ここは現存する日本最古のギャラリーであり、
「shiseido art egg」のように発表の場を求める
若手アーティストを支援する企画も行っていますが、
こうした活動の背景には明確な理由があります。

「創業者である福原有信が埋め込んだ企業文化の理念には、
 "文化も資本"という考えがあります。
 文化が経営に役立ち、経営が発展することにより
 新たな文化を生むことができる。ならば、人を管理する人事部、
 お金を管理する経理部、文化を管理する部署があるべきだと」

こうして、
資生堂ギャラリーの運営、『花椿』を制作している
"企業文化部"という部署が設立されたのです。

ここで1920年(大正9年)の新聞に掲載された
資生堂の広告が紹介されました。
そのなかに、こんな言葉が書かれていました。

「不景気のために、今年は流行品ができないということであります。
 しかし、私たちは今不景気を考えるより、
 流行を考えねばならぬ立場にあります」

1980年頃には、さまざまな企業がメセナ活動を積極的に行っていましたが
企業を取り巻く状況が変わると、経費削減などの理由から
メセナ事業から撤退していくことになります。
そんな状況のなか、なぜ資生堂はメセナ活動を続けることができたのでしょう?

「初代社長の福原信三は写真家としても活動し、
 パリに遊学していました。そして、パリで出会った画家を
 意匠部に招いたのです。
 しばらくすると、意匠部に招いた画家が"再びパリで絵を学びたい"と言う。
 そこで、福原信三はひとつの条件を出して留学費用を負担します。
 条件とは、"パリの最新の流行をレポートすること"でした。
 資生堂のメセナ活動は、ただお金を出すだけでなく、
 企業側も何かを得られるような仕組みにしています。
 だからこそ、続けられてきたのだと思います」

こうした姿勢は、アーティストとより良い関係を築くことにも
繋がっています。

2007年に資生堂ギャラリーで開催された
蔡國強の個展『時光 -蔡國強と資生堂』
作家との信頼関係があってこその展示。
蔡國強自身が命名した展覧会タイトルには
"会社の名前が出なくても、担当者が変わろうとも、
活動をサポートしてくれた資生堂との歳月を振り返ってみたい"という
想いが込められていたのです。

『花椿』の連載を担当している執筆陣が
他の媒体ではありえないほど豪華なのも
互いの信頼関係があってこそ。

新しい活動、価値観を生み出すことは
エネルギーを必要としますが、
それを維持していかなければ
人もモノも繋がっていきません。
資生堂の文化事業の歴史は
そんなことを教えてくれたように思います。


3331 小西七重

新講義【キュレーターの仕事】スタート!!

JANUARY 17, 2011 9:03 PM / CATEGORY:AFTお知らせ

ARTS FIELD TOKYOでは
1月21日(金)より
新シリーズ講義『キューレーターの仕事』がスタートします。

この講義では、アーティストとともに
新しいアートシーンを生み出すべく
展覧会を企画し、実施するキュレーターにスポットをあてます。

展覧会のテーマ設定、作品や作家のセレクト&ブッキング、
カタログ制作、スケジュール管理などなど、
ひとつの展覧会を成立させるためには
実にさまざまな業務をこなさなくてはなりません。

また、美術館に所属するキュレーターと
フリーランスのインディペンデント・キュレーターでは
活動の内容も異なります。

『キュレーターの仕事』の講師陣は
活躍中のキュレーターの方々。
これまでの仕事内容や、今注目している作家・作品についての
お話を伺い、アートシーンを支える"キュレーターの仕事 AtoZ"に迫ります。

(第1回目)1月21日(金)19:15〜20:45
      講師/笠原美智子(東京都写真美術館 学芸員)

(第2回目)2月3日(木)19:15〜20:45
      講師/片岡真実(森美術館チーフ・キュレーター)

*第2回目以降も現在スケジュール調整中!!
 決定次第AFTサイトにて告知いたします


3331 小西七重

企業文化活動と『花椿』

JANUARY 12, 2011 4:42 AM / CATEGORY:AFTお知らせ

正月気分も抜けきったところで
2011年、最初のAFT講義は
1月14日(金)19:15〜20:45『編集長が語る ムーブメントのつくり方5』です。

第5弾となる"編集長シリーズ"の講師には
資生堂の企業文化誌『花椿』編集長・上岡典彦さんをお迎えします。

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『花椿』は1937年(昭和12年)に創刊され、戦中戦後の一時期にやむなく
休刊となったものの、1950年(昭和25年)に復刊し、
創刊74年という歴史を持つ媒体です。

私が『花椿』の存在を知ったのは
かれこれ十数年前......まだ美大受験のために予備校に通っていたとき。
アトリエの本棚のなかで、
国内外のアーティストの画集の隣に『花椿』が並んでいました。

つくり込まれた写真の数々、
森村泰昌さんをはじめ、豪華な執筆陣たちの連載に
「こんな雑誌見たことない!」と興奮したのを覚えています。

それから毎月、せっせと資生堂のカウンターに足を運んで
コレクションした『花椿』は今でも本棚にズラリと並んでいます。
今では取り扱っている書店も増えたので、当時より目にする機会も増え、
さらに『花椿』コーナーは増殖中......。


先日、打合せで上岡さんにお会いしたとき
こんなお話を伺いました。

「中学生のとき、母が読んでいた『花椿』を見て、"資生堂"という存在を知ったんですよ」

その十数年後、上岡さんは資生堂に入社し、1995年〜2009年まで広報室に勤務。
2009年より、第14代『花椿』編集長をつとめられています。

こんな風に、『花椿』との出会いに衝撃を受け、
そこから影響を受けた読者は
74年間にどれだけいることでしょう!

『花椿』のみならず、
1919年に開廊した資生堂ギャラリーや、
1978年に開館した資生堂アートハウスなど
積極的に企業文化活動を行っていることでも
知られている資生堂。

今回の『編集長が語る ムーブメントのつくり方5』は
編集のお話ではありません。
広報、そして編集長の視点を通して
上岡さん自身が体験・経験されてきた
"企業と芸術"、"企業と文化"について
お話いただこうと考えています。
みなさま、ふるってご参加ください!!

事前のお申し込みはこちらから。
*講義当日でも申し込み可能です*

3331 小西七重

えとことば展、開催中★

JANUARY 8, 2011 2:20 PM / CATEGORY:日記

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みなさん、こんにちは。
3331 の1階メインギャラリーでは、昨年末にひきつづき「えとことば展」を開催中です。
展示会場内には、いつでもワークショップができるスペースがあります。
缶バッチを作ったり、ウレタン素材を使って「ことば」をかたちにしたり。
ワークショップコーナーにいる白いパーカーを着たお兄さん、お姉さんにお気軽にお声がけください。

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素材も色とりどり!
素材を見ているだけでもわくわくしますね。

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展示会場の様子をチラリ。
今回は世界各国の子どもたちが描いた作品、約350点を展示しています。
各コーナーごとにはテーマをかいたバナーが吊り下がっています。
展示会場内に大きなバナーを吊るしたのは今回の展覧会が初めてです。
なんだか、素敵です。

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会場内にはかわいいお花畑もあります。

大人も子どもも無料で楽しめる「えとことば展」は毎週火曜日をのぞく、1月23日(日)まで。
かえるステーションと連動して、
ワークショップに参加するとかえるポイントがもらえるというプチ企画もあります。

寒い冬が続きますが、館内をあたためてお待ちしております。
遊びにいらしてくださいね!

3331 おおぞね

新年のご挨拶

JANUARY 5, 2011 6:50 PM / CATEGORY:日記

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みなさま、新年あけましておめでとうございます!


3331 Arts Chiyodaは2010年6月のグランドオープンを経て、
無事に新年を迎えることができました。


多くのみなさまのご協力があって進んで来ることができました。
この場をお借りして、みなさまに御礼申し上げます。
また、引き続き本年も3331を宜しく御願い致します。

1月4日、3331のスタッフ15名で、3331から歩いてすぐの神田明神へお参りに向かいました。
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神田明神は1300年近い歴史を持つ明神様で、東京―神田、日本橋、秋葉原、大手町・丸の内といった、
伝統と創造を併せ持つこれらの町々の総氏神様としてお守り頂いています。

中村をはじめとした3331スタッフも、この町から発信して世界中をつなぐ「新しいアートの拠点」となることを目指せるよう、お願いしてきました。


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記念写真もパチリ。

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3331に戻ってからも、新たに設置された神棚へお供えをします。

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新年初日の朝は、とても静かな朝でした。


3331 Arts Chiyodaでは、2011年も沢山のイベントを企画しております。


ぜひ足を運んでいただき、毎日のように表情が変わるアートセンターを体験してください。
スタッフ一同心よりお待ちしております。


3331 スタッフ一同

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