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台湾コンテンポラリーアートセンターがオープン!

FEBRUARY 27, 2010 3:05 AM / CATEGORY:日記

3331のプレオープン日を目前にして、ついに台北コンテンポラリーアートセンター(TCAC)がグランドオープンします!


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数年前にTCAC運営メンバーであるアーティストのジュン・ヤン(Jun Yang)がアートプロジェクトとして、台湾におけるインディペンデントキュレイター、アーティスト主導のアートセンターの必要性を論議するため、50人近くの台湾を代表するキュレイター、アーティストをリゾートでの休日に招きカンファレンスを開催。またアートセンターの運営企画プランを提示し、台湾の美術誌とのコラボレーションで出版するなどの活動を機に発展しました。

TCACでは、これからアートワークのプレゼンテーション、映像作品上映、アーティスト資料の収集展示、音楽、パフォーマンスイベントなどの実施をおこなうとともに、レクチャー、フォーラム、シンポジウム、出版、展覧会の実施開催を予定しており、新進気鋭のアーティスト、第一線で活躍するアーティストたちに、作品あるいはプログラムの発表の機会をつくりだしていきます。

一方3331では、TCACの運営メンバーである王俊傑(ワン・ジュンジェ)を中心として、台北コンテンポラリーアートセンター(東京支部)を3月14日にオープンします!

■3331 Arts Chiyoda 開館記念展 第1弾「見るまえに跳べ」
2010年3月14日(日)~4月11日(日)入場料無料 / 1階 展示室

出品作家:王俊傑(ワン・ジュンジェ):メディアアーティスト、キュレーター
1963年台湾台北市生まれ

台湾最大の都市、台北にコンテンポラリーアートセンターを立ち上げるため、現在8名の有志が奔走しています。このコンテンポラリーアートセンターは、マニフェストを掲げ、そのマニフェストを展示することからスタートしたプロジェクトです。本展における展示では、3331 Arts Chiyodaと同時期に立ち上がる台北コンテンポラリーアートセンターの東京支部オフィスが出現します。王俊傑はこの設立メンバーの一員です。アーティストでありキュレーターでもある王の業績は、既に日本においても高い評価を得ています。

■3331 Arts Chiyoda Opening Celebration Event part 1'Look if you like, but you will have to leap'

Artsit: Jun-jieh Wang
[Taipei Contemporary Art Center, Tokyo Branch, /Explore Project]

Jun-jieh Wang : Media artist/curator, born in Taipei, Taiwan 1963

Originating from the principles of an art manifesto, a new contemporary art center in Taipei, the capital of Taiwan, is about to be launched through the initiatives of eight enthusiasts. For this inaugural exhibition Taipei Contemporary Art Center, which is scheduled to open at the same time as 3331 Arts Chiyoda, will present its very own Tokyo branch office. Jun-Jieh Wang is one of the members of this project and his unique career and achievements as both artist and curator have already gained acknowledgement in Japan.


昨年から数回にわたって現地を訪れ、少しずつ暖めてきた東京と台北をリンクしてのプロジェクトがようやくスタート目前となりました。今年に入ってレジデンス滞在してきた王氏がギャラリースペースに設置するTCAC東京支部オフィスでは、ジュン・ヤンはもちろん、多数の台湾アーティストが来日し作品展示します。

過去の作品としても、インターネット上でバーチャルな旅行代理店や、微生物研究所をオープンしてきた王氏による今回のプロジェクト名は、"探検家プロジェクト"
「バーチャル」からスタートする東京での探検がどのように「活動」としてこれから発展していくか、その最初の一歩にお立ち会いください。   

坂野充学

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