3331のレジデンスプログラム「AIR 3331」に参加中のミャンマー出身のアーティスト、アウン・コさんに、ミャンマーの家庭料理を教えてもらう料理ワークショップを先日行いました!
「ミャンマーの夕ご飯をつくろう」と題し、アットホームな雰囲気の中でお料理5品とデザート1品を作りました。
会場は、今年オープンしたばかりのステーションコンファレンス万世橋3階の全面ガラス張りのキッチンルーム。ピカピカなキッチンを目の前に自然とテンションもあがります。
品数が多いため、アウン・コさん率いるチキンカレー/ココナッツライスチームと、今回特別に調理アシスタントとしてきていただいたメベルさんのジャガイモのケーキ/春雨スープチームに分かれて料理スタートです。
ミャンマー料理にすりおろしたニンニクは欠かせません。ミャンマーでは、既にすりおろしてある瓶詰めのニンニクを使うそうですが、今回は自分たちですりおろします。
チキンカレーを調理中。チキンの下味の付け方、火加減など皆さん真剣です。
メベルさんのジャガイモケーキ。スイートポテトのような仕上がりになりました。日本在住歴10年で、日本の食文化に精通しているメベルさんには、献立作りなど今回たくさんのアドバイスをいただきました。
アウン・コさんのジンジャーサラダ。生姜の細切りとアウン・コさんがミャンマーから持ってきたミックスナッツ、揚げタマネギ、エビなどを混ぜ合わせレモン汁で仕上げました。揚げタマネギやナッツの軽い口あたりに、生姜の風味が効いて絶妙な風味に!ミャンマーではごくあたりまえに食中や食後のデザートして食べられているそうですが、わたしたちにとっては初めて。参加者の皆様からも大絶賛でした。
ミャンマー料理の極意は「常に強火で調理すること」にあるようです。こちらのチキンカレーも、ずっと沸騰状態で調理しました。
待ちに待った試食!メニューは、チキンカレーにココナッツライス、レンズ豆と春雨のサラダ、大根のサラダとジンジャーサラダ。デザートには、ジャガイモのケーキと、飲み物にアウン・コさん手作りのライムジュースとミャンマーのお茶。ミャンマーでは、カレー、ご飯、スープ、サラダにお茶というのが夕ご飯の定番だそうです。
今回のワークショプでは、"食"を通してミャンマーの文化や歴史を知ることができ、試食会ではアウン・コさんがミャンマーで行っているプロジェクトなど色んなお話を聞くことができました。
参加者の皆様どうもありがとうございました!
アウン・コさんは、12月中旬まで3331で滞在・制作を続けています。館内で制作中のアウン・コさんを見かけたら、ぜひ声を掛けてください。
そして、同じくAIR3331に参加した韓国出身のアーティスト、スンウ・バクさんは、メインギャラリーで開催中の「メイド・イン・カンダ」展で、神田で制作した新作を発表しています。
アウン・コさんに会いに、スンウさんの展示を見に、
この機会にぜひご来場ください!
AIR3331 アーティスト・イン・レジデンス事業 「もうひとつの東京vol.3」
http://air.3331.jp/
3331青山