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ARTS FIELD TOKYO/4月のレクチャー

APRIL 3, 2012 8:43 PM / CATEGORY:AFTお知らせ

いよいよ4月に突入し、新年度がはじまりました。
2010年にスタートした3331 Arts Chiyodaの
スクーリングプログラム『ARTS FIELD TOKYO』も、
4月からの新講義がスタートします!!

新年度最初のレクチャーは
4月11日(水)『アートと科学の方程式』
講師は"学術と社会をつなぐ"をコンセプトに
イベントや編集などを行う『SYNAPSE Project』の塚田有那さん。
2010年から発行しているフリーペーパー『SYNAPSE』では、
コンセプトの通り、共通のテーマを研究者やアーティストなどが
あらゆる方向から掘り下げています。

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2010年から発行しているフリーペーパー『SYNAPSE』。

"新たな世界の描き方"を追求する点においては、
科学もアートも同じ。
しかし、もしかするとアートよりももっと
触れ合うきっかけが少ないのが科学ではないでしょうか?
このレクチャーでは、塚田さんが魅了された
サイエンスの世界へとみなさんをご案内します!


そして、
4月19日(木)は、キュレーター・林綾野さんが講師をつとめる『アートへの入口探し』を開催。
展覧会の企画・制作を手がけるキュレーターという仕事。
林さんはフリーランスのキュレーターとして活躍されています。
「どうすればもっとアートを身近に感じてもらえるか?」
そのアプローチを考えるのもキュレーターとして大切な仕事のひとつ。
林さんが考えたアプローチ方法は、他のキュレーターとは
少し違っていました。

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(左)絵画作品と共に、日記に残されたレシピから13点を再現した『クレーの食卓』
(中)ゴッホがすごした街を訪ね、食を通して彼のもう一つの姿を探った美と食の探訪記『ゴッホ 旅とレシピ』
(左)フェルメールが暮らし、絵を描いた17世紀のオランダの様子や食事を紹介する『フェルメールの食卓 暮らしとレシピ』

例えば、絵画に描かれた料理を再現した著書『ゴッホ 旅とレシピ』や
『フェルメールの食卓 暮らしとレシピ』を発表し、メーカーとのコラボレーションで
「ゴッホのスープ」なるものが販売されることに......。
どんな人の生活の中にもある"食"をキーワードにすることで、
アートとの距離感をぐっと縮めたのです。
そんな林さんが、AFTで『アートへの入口探し』をレクチャーしてくださいます!
ぜひ、自分だけの"入口"を見つけてみてください。

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もうご覧になられましたか?
「大友克洋、再起動。」の文字が目に飛び込んでくる
現在発売中の『BRUTUS』。
その『BRUTUS』編集長・西田善太さんが
4月23日(月)『編集長が語るムーブメントのつくり方7』に登場
です!!

創刊から31年、もはや『BRUTUS』なしに
カルチャー誌は語れません。
きっと、誰の家にもお気に入りの特集号があることでしょう。
一体、あの特集はどのようにして生まれたのか?
ムーブメントを生み出す編集者に必要なこととは?

編集に携わる方、企画に興味がある方、
『BRUTUS』が本棚にある方......みなさんのご参加お待ちしています!


今年のARTS FIELD TOKYOは、
レクチャーだけでなく、ワークショップなども開催していきます!
講義予定は随時、ARTS FIELD TOKYOのwebサイトにてお知らせします。

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