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3331発行フリーペーパー『3331 TRANS ARTS』創刊!!

SEPTEMBER 8, 2011 3:42 PM / CATEGORY:日記

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3331のグランドオープンから1年3ヵ月。
日本各地・アジア・世界をつなぐ"プラットフォームとしての機能をはたす
3331 Arts Chiyodaがアートフリーペーパーを創刊します!
日本各地、そして東アジアを中心とする海外へ向けて情報を発信するため、
日本語はもちろん、英語・韓国語・中国語の4ヵ国語で構成されているのも
大きな特徴です。

9月より隔月で発行する小誌では、
表現が生まれる場には何があるのか?
表現はどこから生まれてくるのか?
3331にしか伝えられない情報を世界に発信していきます。


vol.1となる10月号の特集は
「東日本大震災 "つくることが生きること" 復興のリーダーたち」。

震災を機に立ち上がった「わわ」プロジェクトと連動し、
被災地を取材するなかで出会ったのは
厳しい状況下で自分たちの意志を持ち、
復興に向けて創造的な指針で活動する人たちの姿でした。

瓦礫の建材から薪をつくり、自分たちの手で仕事と
その土地の暮らし方を見出した岩手県吉里吉里「復活の薪」プロジェクト。
福島第一原発から10km圏内のため、故郷と江戸時代から続く酒蔵を失ったものの、
バラバラになってしまった故郷の住民と自分のアイデンティティを取り戻すため
酒造りを再開した鈴木酒造店。
その他にも、福島県・宮城県・岩手県で出会った
8名の"復興のリーダー"たちのインタビューを掲載しています。

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3.11、それまで当然のようにそこにあった日常が
一瞬にして姿を変えてしまいました。
以降、多くの人がこれまで疑うことなく
持っていた"価値観"に対して疑問を抱いたと思います。
3.11から今月で半年。
あのとき、個々に抱いていた"問い"は今どうなっていますか?

今この瞬間も、"復興のリーダー"たちは自分たちの土地で
自分たちの意志に基づき活動を行っています。
そして、彼らのなかには、多くの人が胸に抱いた"問い"に対する答えがあります。
そんな彼らの声が詰まった『3331 TRANS ARTS』。
TAKE FREEで配布しておりますので
ぜひ、多くの方に読んでいただきたいと思います。

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特集の他にも、写真家・畠山直哉さんによるART WORKS、
小崎哲哉さんによる美術批評など、ボリュームたっぷりの24ページです。


<『3331 TRANS ARTS vol.1』>

特集 東日本大震災 "つくることが生きること" 復興のリーダーたち
   「犠牲者に恥ずかしくないような生き方を。怖いものは何もない」
    ーー芳賀正彦(NGO吉里吉里国 復活の薪)
   「10 年かかっても必ずもとの姿に戻す。祭りの復活が復興の証」
    ーー佐藤明徳(関口神社・山田八幡宮・大杉神社・白山神社 宮司)
   「酒をつくることで " 生きた証 " を証明したい」
    ーー鈴木大介(鈴木酒造店)
   「後世に語り継ぐことで、 助かる命がある」
    ーー村上タカシ(一般社団法人 MMIX Lab)
   「漁船をF1カーにして"漁業の町"を復活させる」
    ーーAD BOAT PROJECT
   「町の人々が誇れる 塩ミュージアムをつくりたい」
    ーー及川文男(合同会社 顔晴塩竈)
   「フクシマから世界へ 宝を発信する」
    ーー末永早夏(地域活性プロジェクト【 MUSUBU 】)
   「この町を"アートの町"にしたい」
    ーー梶原千恵(高校美術科講師)

ART WORKS 畠山直哉

東北へ向かった アーティストたち
    ーーわわプロジェクト
    ーー日比野克彦
    ーー藤 浩志
    ーー八谷和彦
    ーー開発好明
    ーー遠藤一郎
    ーー岩間 賢
    ーーNPO法人アートNPOリンク

3331の"これから"

ARTS CRITIQUE 3.11後のアート表現
         ーChim↑Pom、ヒシュホルン、そして放射能
         文:小崎哲哉


3331 小西

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