8月28日にアートのための英語塾スポット講座「世界中で流行した国際展の価値とは?」を開催しました。ビエンナーレやトリエンナーレのような大規模の国際展について楽しく英語でいろいろと話し合いました。
ワームアップとして皆さんがこのキーワードと合わせて様々なイメージからひとつを選びました。ビジュアルでことばの意味についていろいろ考えました。
「Globalization」「Nationalism」「Capitalism」「Institutionalism」
「Locality/Site-specific」「Counter-culture」「Participatory」
その後ビエンナーレの歴史をチラッと紹介しました。世界で一番有名で歴史があるビエンナーレはヴェネツィア・ビエンナーレです。 1895年にスタートして、100年以上続いてきました。このビエンナーレではさまざまな国のパビリオンがあって、アーティストは自国の代表として発表します。このモデルが最近少し変わりましたが、他のビエンナーレもこのような仕組みを模倣してきました。
その後ビエンナーレの独特なモデルケースの例を挙げました。イギリスの「Liverpool Biennial」の特徴はキュレーターたちはチームとして動いて、計画の段階から長期間リヴァプールに住むことで街の人、街のコンテキストをより深く理解できます。
もうひとつのビエンナーレ、メキシコとアメリカとの境界線で行われた「inSite」も紹介しました。この場でいろいろな政治的、社会的な問題が起こっていますがこのイベントを通してアメリカ人とメキシコ人を融和させようとしています。作品はすべて公共空間におけるサイト・スペシフィックの作品で、その場の歴史的、社会的、経済的、文化的の特徴・問題を扱った作品が多いです。
この例を見てから皆でビエンナーレの役割についてディスカッションしました。最後にチームでビエンナーレを計画しようとしました!10分以内自分のビエンナーレの計画を立つということをチャレンジしてみました。驚くほど具体的な提案があって、「東京発電ビエンナーレ」が実現されたら面白いでしょう!
今週の日曜日(2011年9月4日)ではミャンマーのモ・サ氏はミャンマーのアートシーンと自分の活動についてプレゼンしますのでご興味ありましたら是非お越しください。